心理士カウンセラーのブログ

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【中学校時代に色々あった子どもの高校の選び方】

2023.08.03

2023年も半分が過ぎ

子供たちは夏休みに突入しました。

現在、中学3年生の子どもたちは

「高校受験」に向かって

勉強に取り組んでいることでしょう。


この時期は、ただ勉強を進めても

目標が不明確だとなかなか結果は出てこないはずです。

「目標」

それはどの高校に入学したいか、

ということです。


どの高校に進学するかで

その子どもの未来は大きく変わります。

ただ、中学校時代に色々なことがあった子どもは

高校選びにも慎重になる必要があるでしょう。


特性が強い子どもも

高校選びには工夫が必要になります。

今回は、これらのことを詳しくご説明いたします。


《高校選びにもっとも大事なこと》

さて、早速、結論です。

中学校時代に色々なことがあった子どもの

進学先としての高校を選ぶ際に

もっとも大事なことは

「わが子のことをどこまで理解してくれるのか」

です。


高校を卒業した親御さんであれば

おわかりになると思います。


高校は「義務教育」ではありません。

普通の高校の先生は、

定められた教科の授業をするだけです。


生徒間に何か問題があったとしても

中学校時代のように生徒間の問題に

どっぷり入って、その子どもが卒業できるよう

中学と同じようなサポートを普通の高校の先生はしません。


そのため中学校時代に

人間関係で苦労した子どもは

人間関係がさらに複雑になる高校で

もっと大変な思いをしてしまったり

心身を病む子どもまでいるのが現実です。


《子どもの特性についての理解》

高校選びにおいて

中学校時代に不登校傾向だった子どもに対しては

やはり、その「心のケア」をしてくれる高校が良いでしょう。


例えば、
・いつでも気軽に相談に乗ってくれる
・カウンセラーが常駐している
などです。


お友だち関係でも問題が起こっても

クラスの中でトラブルがあっても

気軽に相談できる大人がいると安心です。

親御さんに何でも話せる関係であれば良いのですが、

思春期ということもあり

中には保護者に抱えている問題を話すことができずに

一人で悶々としてしまい

さらにものごとが悪化してしまうことは

結構あるのです。



また、中学校時代に子どもが

・起立性調節障害

・抑うつ状態

などの病気が原因で

思い通りの中学校生活が送れなかった場合は

その病気に対して

学校全体として

どれくらい理解があるかが

大事な高校選びの基準になるでしょう。


公立高校に進学してしまうと、

病気だろうが

入院だろうが

授業に参加しなければ

単位が修得できずに

留年(原級留置)となってしまいますが

立性調節障害や自律神経失調症などに

理解のある高校だと

もし、子どもがそういった疾患を患ったとしても

柔軟に対応してくれることが多いです


また、グレーゾーンの子どもは

高校側が発達障害の知識をどれだけ持ち、

その対応方法まで熟知しているかどうかで

高校卒業資格が取得できるかが

変わってくるでしょう。


発達障害、特に自閉症スペクトラム(ASD)傾向の子どもは

場の空気を察知するのが苦手です。

本人にとって

全く悪気はないのですが

クラスの中で孤立したり

お友だちが全くできずに

常に一人になってしまったりします。

すでに高校生なので

普通は、学校側がお友だちに関しての

サポートをするのはおかしいと捉える方も多いでしょう。

お子様の現在の気質が

「生まれながらの特性だという

本人や保護者の気持ちに寄り添う環境は

特に 大切にしてほしいと強く思います。


その中でも、充実した高校生活を送るためには

やはりお友だちの存在は重要なのです。


もし、子どもがWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を

受けているのであれば

そのWISC-Ⅳ検査の結果に則って

子どもへの対応を変えてくれる高校の存在は

本当にありがたいはずです。


聴覚情報の短期記憶が弱い子どもには

視覚的補助を与えるとか

作業スピードが遅い子どもには

作業の時間を十分に与えるとか

作業の手順を減らすなどの

サポートが考えられます。


多種多様な子ども達がいる現在、

その子ども達と真剣に向き合い、

子どもの特性を考慮した学校生活の

サポートをする高校は

本当に少ないのです。


社会に出ていくにあたって

高校卒業資格は必須です。


大学進学をしない場合

高校が最後の学校となる子どももいます。


人生100年時代の最後となる

学校生活なのであれば

充実しつつもサポート体制が万全の学校を

選んでおきたいですね。


松陰高等学校 高松校・丸亀校の先生は

生徒の皆さんのカウンセラーでもあります。


なんでも親身になって

相談に乗りますよ。




松陰高等学校 高松校・丸亀校では
子どもの居場所作りだけでなく
保護者の居場所になるよう
いつでも相談に乗れる体制を作っています。

誰に何を相談して良いのか
なかなか分かりにくいこの時代。


子どものことだけでなく
さまざまなことをご相談ください。


また、松陰高等学校がどのような居場所なのか気になる方は
是非一度、松陰高等学校 高松校・丸亀校を
見学してみてくださいね。


《最後に…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査や
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の結果を元に

お子さんにとっての
ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。


また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。


どんな子どもでも
さまざまな特性があります。

その特性は
子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば
大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ (ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は
いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。


また、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査や
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査を
ご自身でとれるようになりたい先生は

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方や
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方も
お教えしています。

その場合もお気軽にお問い合せください。

では。。。


松陰高等学校 高松校・丸亀校
☎087-813-3781
info@kagawa-mirai.jp

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