心理士カウンセラーのブログ

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【グレーゾーンの子どもの第二次反抗期の接し方】

2023.07.14

第一次反抗期は、

1歳半から3歳頃までに出現します。

そして、第二次反抗期は

11歳から17歳頃です。

思春期はだいたい11歳から14歳くらいです。

このように第二次反抗期の最中に

思春期に突入するので

親御さんからすれば

どのように子どもと接することが正解なのか

非常に悩むのではないでしょう?

場合によっては

お子さんの言動に

ついついイライラしてしまったり

ついつい怒り過ぎてしまったり

することもあるかもしれません。

その中でもグレーゾーンのお子さんだと

もう少し状況は複雑になります。

今回は、これらのことを詳しくご説明いたします。 


《反抗期の子どもとの接する際に気を付けることは?》

反抗期、思春期、発達障害、グレーゾーンと

考えることはたくさんあります。

一つひとつ整理して考えていきましょう。

まず、反抗期の子どもと接する際に

気を付けるべきことが5点あります。

箇条書きにて整理してみました。

1)聴くことを重視する

2)批判や叱責を避ける

3)共感を示す

4)ポジティブなフィードバックを与える

5)冷静さを保つ

です。

具体的に言うと

1)聴くことを重視する

子どもが感じていることや

思っていることを理解しようとする

姿勢を持ちましょう。

子どもよっては

非常にシンプルな言葉で

要点だけを伝えてくる可能性もあります。

仮にどんな内容であったとしても

まずは、聴き役に徹することが必要でしょう


2)批判や叱責を避ける

誰しも頭ごなしに

自身の意見を批判されることは嫌です。

内容によっては

批判や叱責したくなることもあるでしょう。

しかし、そこはグッとこらえてください。

子ども自身が、自分の意見や感情を

自由に表現できる安全な環境を提供しましょう。


3)共感を示す

子どもの気持ちや感情に

寄り添うことが重要です。

「私も同じような経験をしたことがあるよ」

というような共感の言葉をかけ

子ども自身が理解されていると感じることが大切です


4)ポジティブなフィードバックを与える

ものごとをマイナス方向に

とらえるのではなく

常にプラス方向にとらえていくことが大切です。

今はこんなつらい状況かもしれないが

今はボトム、つまり底だから

あとは上がるだけ!

というような感じです。

そして、子ども自身が

成長や努力を認められるように導きます。


5)冷静さを保つ

仮に反抗的な態度や言動があったとしても

冷静に対応しましょう。

感情的になったら負けです。

大人の対応を心がけるのです。

しかし、それでも「人間」です。

どうしても冷静に対応できないときも

あるかもしれません。

そんな時は

・誰かに託す

・一度、別の場所でクールダウン

することが良いでしょう。
 

《グレーゾーンの子どもと接する際に気を付けること》

それでは、グレーゾーンの子どもと

接する際には

どんなことに気をつけるべきなのでしょうか。

1)理解と受け入れ

2)コミュニケーション

3)ルールの明確化


1)理解と受け入れ

グレーゾーンということは

「障害」ではないにしても

その特性の一部を

保持しているということになります。

例えば、人の気持ちを

把握できるときもあるけれど

全く理解できていないときもある、

というような感じです。

一見すると普通になんでもできているようにみえるので

勘違いしやすいのですが

あくまでグレーゾーンという認識が必要です

そして、何が苦手なのかを

コミュニケーションの中で丁寧に探っていくのです


2)コミュニケーション

グレーゾーンの子どもは

コミュニケーションがあまり得意ではないと考え

簡潔で、わかりやすい言葉を選んで

コミュニケーションをおこないましょう。


3)ルールの明確化

ルールを明確にすることによって

子ども自身が行動の枠組みを理解できるようになります。

ある程度、明確な制限がかかるほうが

行動しやすくなるのです。

そして、そのルールに一貫性があると

子どもはさらに理解しやすくなるのです。


《グレーゾーンの子どもの第二次反抗期の接し方》

これからのように

グレーゾーンの子どもの第二次反抗期の接し方は

まずは、反抗期の子どもの接し方をしつつ

グレーゾーンの特性に合わせていくのです

難しいことはありません。

理屈を理解した上で

一つひとつ丁寧に対応していくのです。 

しかし、子どもの特性的に

親御さんがなかなか対応しにくいこともあります。

そんな時は一度、

松陰高等学校 高松校・丸亀校にご相談ください。

場合によっては

親御さんが子どもに伝えたいこと、

約束させたいことを

我々がその子が理解しやすいように代弁します。


お気軽にご相談ください。


また、松陰高等学校 高松校・丸亀校の先生は

生徒の皆さんのカウンセラーでもあります。

なんでも親身になって

相談に乗りますよ。



松陰高等学校 高松校・丸亀校では

子どもの居場所作りだけでなく

保護者の居場所になるよう

いつでも相談に乗れる体制を作っています。

誰に何を相談して良いのか

なかなか分かりにくいこの時代。

子どものことだけでなく

さまざまなことをご相談ください。

また、松陰高等学校がどのような居場所なのか気になる方は

是非一度、松陰高等学校 高松校・丸亀校を

見学してみてくださいね。


《最後に…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査や

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の結果を元に

お子さんにとっての

ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。

また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。

どんな子どもでも

さまざまな特性があります。

その特性は

子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば

大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ (ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は

いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

また、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査や

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査を

ご自身でとれるようになりたい先生は

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方や

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方も

お教えしています。

その場合もお気軽にお問い合せください。

では。。。


松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎087-813-3781

info@kagawa-mirai.jp

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