心理士カウンセラーのブログ

Psychological counselor Weblog

【朝がつらい子、集団が苦手な子にも合う高校があります】

2026.06.17

毎朝、リビングに漂う重苦しい空気。

「今日こそは学校に行けるだろうか」と、

祈るような気持ちで子どもの部屋のドアを

見つめる親御さんの心情を思うと、

教員として、そして一人の人間として、

胸が締め付けられる思いがします。

こんにちは。

松陰高等学校 高松校・丸亀校の広報担当であり、

毎日、さまざまな生徒の対応をしている教員です。

高松市や丸亀市周辺でも、

中学校の「当たり前」という枠組みに馴染めず、

苦しんでいるお子様が非常に増えています。

不登校、発達障がいの特性、起立性調節障がい、

HSC(ひといちばい敏感な子)……。

理由は一人ひとり違いますが、

共通しているのは、みんな

「今の環境がたまたま合わなかっただけ」

ということです。

靴のサイズが合わなければ、

足が痛くなって歩けなくなるのは当然です。

それなのに、教育の現場では

「痛いのを我慢して歩け」と言われがちです。

私たちは、そんな「サイズ違いの環境」で

自信を失ってしまった子どもたちに、

ぴったり合う「新しい靴」を見つけ、

もう一度自分の足で歩き出すための場所を提供しています。

ここでは、朝がつらい子や集団が苦手な子が、

無理なく高校卒業資格を目指せる環境について、

心理学的な視点を交えて詳しくお話しします。

《なぜ「学校が合わない」という現象が起きるのか》

「普通」の学校システムは、

多くの場合「一斉指導」を前提に作られています。

同じ時間に登校し、同じ時間だけ座り、

同じペースで学習する。

このシステムに適応できる子がいる一方で、

どうしてもこぼれ落ちてしまう繊細で個性豊かな子どもたちがいます。

朝がつらい「起立性調節障がい(OD)」のメカニズム

朝、どうしても起き上がることができない。

無理に起こそうとすると激しい頭痛やめまいに襲われる。

これは自律神経の不調による身体疾患です。

「怠け」と誤解されがちですが、

本人は「行きたい」という気持ちがあっても、

体が物理的に拒否をしている状態なのです。

無理な登校強要は、

お子様の心をさらに深く傷つけます。

集団が苦手な「HSC(Highly Sensitive Child)」の苦悩

人一倍敏感な気質を持つHSCの子どもにとって、

数十人が密集する教室は「刺激の洪水」です。

隣の席の子が怒られている声、

蛍光灯のわずかな音、

誰かのイライラした空気……。

それらをすべて吸収してしまう彼らにとって、

集団の中にいるだけで、

普通の人の何倍もエネルギーを消耗してしまうのです。

「見えない凸凹」を持つ子どもの葛藤

軽度の発達障がいや、

診断名はつかないものの特性を持つ

「グレーゾーン」の子どもたちは、

集団生活の中で

「なぜ自分だけみんなと同じようにできないのか」

という自己否定感に晒され続けています。

学習障がい(LD)がある場合、

板書や読み書きの苦痛は想像を絶するものです。

これらの要因が重なり合い、

限界を迎えたとき、子どもは

「動けなくなる」ことで自分を守ろうとします。

それは、心がこれ以上壊れないための防衛本能なのです。

《松陰高等学校が提案する「自分に合わせる」学び》

私たちは、全日制高校の代わりではありません。

これまでの学校で傷ついた心を癒やし、

自分らしく生きるための「新しい教育の形」を体現しています。

登校時間は「自分で」決める

通信制高校である松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

決まった時間に登校しなければならないという

固定観念を捨てています。

✅午後からの登校でOK: 体調が良い午後なら、元気に活動できるお子様はたくさんいます。

✅自分のペースを優先: 「毎日通う」ことをゴールにせず、「週に1回、自分のペースで」からスタートし、自信がついたら少しずつ増やしていく。この柔軟性が、ODのお子様にとって最高の薬になります。

少人数・個別対応の「居場所感」

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

大規模校にはない「アットホームな雰囲気」を大切にしています。

賑やかな場所が苦手なHSCのお子様や、

周囲に気を使ってしまうお子様のために、

個別の学習ブースや静かな環境を確保しています。

無理に友達を作ろうとする必要はありません。

まずは先生との1対1の信頼関係から。

自分のペースでレポートを進めることが、

学習の遅れを取り戻す最短ルートです。

《カウンセラー教員が寄り添う「心理的安全」》

当校の最大の強みは、

心理学に長けた教員が在籍していることです。

私たちは単に勉強を教えるだけでなく、

お子様の心の状態を深く理解したサポートを行います。

「否定しない、比べない」教育

これまでの学校で

「もっと頑張れ」

「みんなはできている」

という言葉に傷ついてきた生徒たち。

私たちはまず、その子が「今、そこにいること」を承認します。

「今日は学校に来られたね」

「レポート、1行書けたね」

小さな「できた」を積み重ねることで、

底をついていた自己肯定感を少しずつ満たしていきます。

特性を「強み」に変えるカウンセリング

「こだわりが強い」のは「専門性が高い」ということ。

「空気を読みすぎる」のは「共感力が高い」ということ。

心理学的な視点から、

短所に見える特性を

「どうすれば社会で活かせる強みに変えられるか」

を一緒に考えます。

自分の特性を理解することは、

将来の進路選びにおいても最大の武器となります。

《普通高校卒業資格という「未来への切符」》

「通信制高校で大丈夫?」

という親御さんの不安をよく耳にします。

しかし、当校を卒業することで得られる資格は、

全日制高校と全く同じ「高等学校卒業」の資格です。

大学受験、専門学校への入学、就職において、

差別されることは一切ありません。

むしろ、「困難を乗り越え、自分の特性と向き合い、

自分なりのやり方で卒業した」という経験は、

一般的な高校卒業以上の評価を受けることも珍しくありません。

当校の卒業生たちは、

以下のような道へ進んでいます。

✅大学進学: 自分のペースで受験勉強を成功させ、志望校へ

✅専門学校: 好きなことを極め、夢を仕事にする道へ

✅就職: 自分の特性を理解した上で、自分らしく働ける職場へ

《親御さんへのメッセージ:今、大切にしてほしいこと》

ここまで読んでくださった親御さん、

今、お子様はどんな状況でしょうか。

「まだ家から出られない」

「制服を見るのも嫌がる」

「進路の話をすると黙り込んでしまう」

日々悩まれている親御さんに

一つだけお伝えしたいことがあります。

「まず、お父さん、お母さんが笑顔を取り戻してください」

子どもは、親の表情を驚くほど敏感に読み取ります。

親が「この子の将来は真っ暗だ」と絶望していると、

子どもは「自分のせいで親を不幸にしている」と感じ、

ますます動けなくなります。

「ここなら大丈夫かもしれない」

その希望を、まずは親御さんが持ってください。

その希望は、必ずお子様に伝わります。

《まずは「見学」という一歩から》

「うちの子、無理に連れていっても大丈夫かしら」

というご心配は不要です。

無理に登校を促すことはありません。

まずは、親御さんだけでの個別相談も大歓迎です。

✅学校の雰囲気を感じたい

✅どんな先生がいるのか見てみたい

✅学習の進め方を詳しく聞きたい

松陰高等学校 高松校・丸亀校の扉は、

いつでも開いています。

学校に来るのを嫌がるお子様を無理に連れてくるのではなく、

まずは親御さんが「ここならこの子に合うかも」

という確信を持つことから始めてみませんか?

《おわりに》

「朝がつらい」

「集団が苦手」

それは決して人生の終わりではなく、

その子にとっての新しい道を探す「サイン」に過ぎません。

私たちは、そのサインを大切に受け止め、

新しい扉を一緒に開ける準備ができています。

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

お子様が自分の足で再び歩き出すその日まで、

隣で歩みを合わせ続ける伴走者でありたいと願っています。

「あきらめなくて、本当によかった」

卒業式の日に、親子でそう言い合える未来を、

一緒に作っていきましょう。

《補足…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に

お子さんにとっての

ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。

また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。

どんな子どもでも

さまざまな特性があります。

その特性は

子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば

大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は

いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を

ご自身でとれるようになりたい先生は

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も

お教えしています。

その場合もお気軽にお問い合せください。

では。。。

松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎087-813-3781

✉info@kagawa-mirai.jp  

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