心理士カウンセラーのブログ

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【「高校進学が不安」なご家庭へ――中学校でつまずいても、未来は決まりません】

2026.08.19

「このままで、本当に高校へ進学できるのだろうか」

「高校に入れたとしても、また学校へ行けなくなったら……」

お子様の進路を前に、そんな不安を抱えていませんか。

朝、起きられない。

教室に入れない。

人間関係に疲れてしまう。

勉強についていけない。

発達特性や学習面での苦手さがある。

進路の話をすると、

「高校なんて行かなくていい」

「どうせ自分には無理だから」

と言ってしまう。

そんな我が子を見ていると、

「この子の将来はどうなるのだろう」

と不安になるのは当然だと思います。

松陰高等学校 高松校・丸亀校にも、香川県内から同じような悩みを抱えたご家族が相談に来られます。

そこで、最初に一つだけお伝えしたいことがあります。

中学校でうまくいかなかったことが、お子様の未来を決めるわけではありません。

高校進学は、中学校生活をそのまま延長することだけではないからです。

環境を変え、学び方を変えれば、子どもはもう一度歩き始めることができます。

《「高校へ行けるか」ではなく、「どんな高校なら続けられるか」》

高校選びで本当に大切なのは、

「どこなら入れるか」

だけではありません。

「どんな環境なら、この子が安心して高校生活を続けられるか」

です。

朝が苦手なら、朝から毎日通うことだけを正解にしなくてもいい。

大人数が苦手なら、最初から無理に集団へ入らなくてもいい。

勉強につまずいているなら、分からなくなったところから一緒にやり直せばいい。

人と話すことが苦手なら、まずは先生一人との関係から始めればいい。

「みんなと同じ」に合わせるのではなく、

その子ができるところから始める。

それだけで、子どもの表情が変わることがあります。

《小さな「できた」が、子どもを変えていく》

私たちが大切にしているのは、大きな成功ではありません。

「今日は学校へ来られた」

「先生に自分から話しかけられた」

「レポートを一つ終わらせた」

「行事に少し参加できた」

周りから見れば、小さなことかもしれません。

でも、学校生活で自信を失ってきた子にとっては、大きな一歩です。

その一歩が、

「自分にもできるかもしれない」

という気持ちにつながります。

そして不思議なことに、自信が少し戻ってくると、子どもは自分から次の一歩を考え始めます。

「明日も行ってみようかな」

「この行事なら参加してみたい」

「こんな勉強をしてみたい」

そしてやがて、

「大学に行ってみたい」

「専門学校で好きなことを勉強したい」

「こんな仕事をしてみたい」

という未来の話につながっていきます。

私たちは、そんな変化を何度も見てきました。

《通信制高校は「諦めた先」ではありません》

「通信制高校へ進んで、本当に大丈夫でしょうか」

保護者様からよく聞く言葉です。

でも、通信制高校は、

全日制高校へ行けなかった子が仕方なく選ぶ場所ではありません。

自分に合った高校生活を選ぶための選択肢の一つです。

松陰高等学校は学校教育法上の高等学校で、必要な卒業要件を満たせば高等学校卒業となります。

その先には大学、専門学校、就職など、さまざまな進路があります。

大切なのは、

「全日制か通信制か」

ではなく、

「この3年間で、この子がどれだけ自分を取り戻し、次の人生へ進む力を身につけられるか」

ではないでしょうか。

《松陰高等学校 高松校・丸亀校が大切にしている教育》

私たちの目標は、卒業証書を渡すことだけではありません。

「自分なんてダメだ」と思って入学してきた生徒が、「自分にもできることがある」と思って卒業していくこと。

そこを大切にしています。

だから、「できない理由」を探すのではなく、

「どうすれば、この子はできるのか」

を考えます。

学習方法を変える。

静かな環境をつくる。

課題を小さく分ける。

ICTを活用する。

必要なら一対一で話す。

そして、教室の中だけでなく、体験活動や地域活動などにも、

本人が参加したいと思ったタイミングで挑戦していく。

勉強では自信がなかった子が、体験活動では誰よりも周囲に気を配れることがあります。

普段あまり話さない子が、好きなことになると驚くほど生き生きと話すことがあります。

学校生活の中で、

「自分には、こんな良いところがあったんだ」

と気づいてほしい。

それが私たちの願いです。

《親御様へ――今のお子様の姿だけで、未来を決めないでください》

学校へ行けない。

朝起きられない。

勉強が遅れている。

友達がいない。

進路の話をしたがらない。

その姿を毎日見ていると、

「高校なんて本当に大丈夫なのだろうか」

と思うでしょう。

でも、今の姿が3年後の姿とは限りません。

環境が変わる。

関わる人が変わる。

学び方が変わる。

そして何より、

「自分を分かってくれる人がいる」

と思えるようになる。

そこから子どもが動き始めることがあります。

中学校でつまずいたことは、失敗ではありません。

高校進学は、

「今度こそ普通にするため」ではなく、

「自分に合った方法でもう一度始めるため」

の機会にもできます。

《まずは保護者様だけでも構いません》

「本人が見学に行きたがらない」

「高校の話をすると部屋に入ってしまう」

「まだ通信制高校に決めたわけではない」

それでも構いません。

無理にお子様を連れて来る必要はありません。

まずは保護者様だけで、お話を聞かせてください。

今困っていること。

中学校であったこと。

朝の体調。

勉強のこと。

友人関係。

そして、

「親として、どうしたらいいのか分からない」

というお気持ちも、そのままで構いません。

私たちは、

「この子には、どんな高校生活なら合うのだろう」

というところから一緒に考えます。

《最後に》

中学校で学校へ行けなかったとしても。

勉強につまずいたとしても。

人間関係で傷ついたとしても。

それで、お子様の未来が決まるわけではありません。

高校に入ってから笑顔を取り戻す子がいます。

初めて学校を「嫌じゃない」と思える子がいます。

初めて自分の好きなことを見つける子がいます。

そして、

「大学へ行きたい」

「こんな仕事をしてみたい」

と、自分から未来を話し始める子もいます。

私たちが目指しているのは、

全員を同じ場所へ連れていく教育ではありません。

「自分には、自分の道がある」

と、生徒自身が思えるようになる教育です。

今すぐ動けなくても大丈夫です。

進路が決まっていなくても大丈夫です。

まずは、

「この子には、まだいろいろな道がある」

と知ってください。

数年後の卒業の日。

「あのとき、中学校でうまくいかなかったことが、この子の未来を決めるわけではないと気づけてよかった」

「この学校を選んで、本当によかった」

そう親子で笑っていただけたなら、私たちにとってこれ以上うれしいことはありません。

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、高校卒業だけをゴールにするのではなく、

その先の人生を自分らしく歩いていけるよう、一人ひとりの歩幅に合わせて伴走していきます。

《WISCについて》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、WISC-Ⅴ(ウィスク5)やWISC-Ⅳ(ウィスク4)などの

検査結果をお持ちの場合、その内容も参考にしながら、

お子様に合った学習環境や指導方法を考えています。

WISCは、「できないところ」を探すためだけの検査ではありません。

「どんな方法なら理解しやすいのか」

「どんなことが負担になりやすいのか」

「どんな力を持っているのか」

を知るための手がかりの一つです。

大切なのは、数字で子どもを決めることではなく、その子をより深く理解すること。

苦手なことだけを見るのではなく、その子が持っている力をどう活かしていくのかを一緒に考えていきます。

WISC-Ⅴ・WISC-Ⅳの結果の活かし方についてお悩みの保護者様、

検査やその活用について学びたい先生方からのご相談も承っています。

高校進学やお子様の学校生活について悩まれている方も、どうぞお気軽にご相談ください。

保護者様だけのご相談もお待ちしております。

松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎

 087-813-3781

✉

info@kagawa-mirai.jp

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