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応急手当講習を行いました。
2023.09.05
本日丸亀校では丸亀市消防の方をお呼びし、応急手当講習を行いました。
私たちは、いつ、どこで、突然のけがや病気におそわれるかわかりません。
そんなときに、その場でできる手当のことを「応急手当」といいます。
病気に行くまでに応急手当をすることで、けがや病気の悪化を防ぐことができます。
応急手当のうち、心臓や呼吸が止まってしまった場合への対応を「救命処置(一次救命処置)」といいます。
心肺蘇生とは、胸を強く圧迫する「胸骨圧迫」と、口から肺に吹き込む「人口呼吸」によって、止まってしまった心臓と呼吸を補い、助ける方法です。
胸骨圧迫によって心臓や脳に血液を送ることでAEDの効果を高めたり、脳の後遺症を少なくしたりすることができます。
ポイントは①正しい位置(胸の真ん中)で行う②100~120回/分のテンポ③5~6㎝の深さまで胸を押す④しっかりもどすの4点です。
人口呼吸は行う意思があれば、行います。
AEDは「Automated External Defibrillator」の略語で、日本語では「自動体外式除細動器」といいます。
心臓が止まる要因の一つに、心臓がブルブルと細かく震える「心室細動」があります。
この震えをできるだけ早く取り除くことが重要です。
そのためにAEDを使い、心臓に電気ショックを与えます。
AED日本振興協会では、①電源を入れる②乳児・成人のモード選択③パットを正しく張ることができるとAEDが正しく使えるそうです。
生徒たちは、実際に救命にかかわっている方からのリアルな話を真剣に聞き、メモをとっています。
実際に人形を使って、胸骨圧迫を行いましたが、なかなか5~6㎝も胸を押し込むのは大変だったようです。
救命の連鎖をつなぐために、正しい使い方や周りの人の協力が重要になるを学びました。