心理士カウンセラーのブログ

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【毎日通えなくても、高校卒業はあきらめなくていい】

2026.03.29

「明日こそは学校へ行く」そう言って眠りについたお子様が、

翌朝、どうしても部屋から出られない。

そんな姿を前に、

親御さんはどれほどの焦りと不安を抱えてこられたのでしょうか。

香川県内でも、不登校や発達の特性、起立性調節障がいなどで

「毎日決まった時間に学校へ通うこと」が困難な中学生が増えています。

高松市や丸亀市周辺でも、多くの保護者様から

「高校卒業だけはさせてあげたいけれど、今の状態では無理ではないか」

という切実なご相談をいただきます。

まず最初にお伝えしたいのは、

「毎日通えなくても、高校卒業は決してあきらめる必要はない」

ということです。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、多様な困難を抱える子どもたちが、

自分のペースで学び、笑顔で卒業証書を手にしています。

ここでは、教員かつ生徒対応の職員の視点から、今の苦しみを希望に変えるための

「通信制高校」という選択肢について深掘りしていきます。

《なぜ「毎日通うこと」がハードルになるのか?》多くの中学校や全日制高校は、

「毎日8時半に登校し、夕方まで集団で過ごす」

というシステムを前提としています。

しかし、特定の子どもたちにとって、

このシステムそのものが心身を削る原因となっている場合があります。

起立性調節障がい(OD)の物理的な壁

思春期に多いこの疾患は、自律神経の乱れにより、

朝、脳に十分な血流が行き渡りません。

激しい頭痛やめまい、倦怠感は、本人の気合や根性で解決できるものではありません。

「午前中は動けないが、午後や夜になると元気に見える」

という特徴があるため、周囲から「怠け」と誤解され、


それが本人の自己否定感をさらに強めてしまいます。

発達特性・グレーゾーン・学習障がい(LD)の疲弊

周囲の刺激に敏感な子(HSC)や、集団の中でのコミュニケーションに

独特の苦労を持つ子にとって、多人数がひしめき合う教室は

「常に神経を張り巡らせなければならない戦場」のような場所です。

また、読み書きに困難がある学習障害を持つ場合、

一斉授業のスピードについていけないことが、

大きな劣等感に繋がります。

理由の分からない不登校

明確なきっかけがなくても、心のエネルギーが枯渇して動けなくなることがあります。

これは心が「これ以上頑張ると壊れてしまう」

とサインを出している状態です。

こうした状況にある子どもたちに、「毎日同じ時間に登校しろ」というのは、

足を骨折している人に「毎日マラソンをしろ」と言っているのと同じことなのです。

《通信制高校なら「自分に学校を合わせる」ことができる》

全日制高校が「生徒が学校のルールに合わせる場所」だとすれば、

松陰高等学校 高松校・丸亀校は「学校が生徒の今の状態に合わせる場所」です。

「通学」をカスタマイズする

当校には、決まった登校時間という縛りがありません
(※コースやスクーリングによります)。

✅ 午後から登校する
✅ 週に数回、短い時間だけ顔を出す
✅ 体調が悪い日は無理をせず、家でレポートを進める

「毎日行かなければならない」

というプレッシャーがなくなるだけで、多くの子どもたちが驚くほどリラックスし、

本来持っている意欲を取り戻していきます。

「レポート学習」で着実に単位を取得

通信制高校の学習の基本は、添削指導(レポート)、面接指導(スクーリング)、そして試験です。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、必要であれば、教職員が

一人ひとりの横についてレポート作成をサポートします。

勉強にブランクがある子や、学習障がいを持つ子に対しても、

「どこでつまづいているか」を丁寧に見極め、さかのぼって指導します。

「普通高校卒業」の資格は全日制と同じ

ここが最も大切なポイントですが、

当校を卒業して得られるのは「高等学校 卒業証書」です。

全日制高校の卒業資格と法的効力は全く同じであり、

大学入試や就職において不利になることはありません。

《松陰高等学校 高松校・丸亀校が大切にする「心のケア」》

私たちは、単に勉強を教えて卒業させるだけの場所ではありません。

今まで多く生徒を卒業に導いた知見を活かし、

生徒が「自分を好きになること」を最優先にしています。

承認の文化

最初はスモールステップで良いんです。
「今日は校門をくぐれたね」
「先生と挨拶ができたね」
「レポートが少し進んだね」

私たちは、世間一般の「当たり前」をあえて称賛します。

小さな「できた」の積み重ねが、
底をついていた自己肯定感を少しずつ満たしていきます。

個別の居場所(サードプレイス)の提供

教室が苦手な子には、別室での学習や、
静かなスペースでの相談対応を行います。

松陰高等学校 高松校・丸亀校ともに、
アットホームで穏やかな空気を大切にしており、
生徒たちが「ここなら自分のままでいていいんだ」
と思える環境を整えています。

四国の地域に根ざした指導

地元である高高松校・丸亀校の特性や強みを理解した先生が、
卒業後の進路(地元の大学・専門学校・企業)までを
見据えて伴走します。

「四国で生きていく」ことへの不安を
希望に変えるお手伝いをします。

《保護者の方へ:焦る気持ちを、少しだけお預けください》

お子様が不登校になると、
親御さんは「自分の育て方が悪かったのではないか」
「この子の人生はもう終わってしまうのではないか」
と自分を責め、絶望的な気持ちになることがあります。

しかし、多くの卒業生を見てきて
確信していることがあります。

それは、「適切な環境さえあれば、
子どもは自ら育とうとする力を持っている」
ということです。

「待つ」ことの勇気

今、お子様が動けないのは、
未来へ向かってジャンプするための
「助走の期間」かもしれません。

無理に背中を押すのではなく、
まずは親御さんが
「今のままでも大丈夫だよ、別の道もあるからね」
と笑ってあげられること。

それが何よりの薬になります。

親御さん自身のカウンセリング

私たちは、親御さんの
心の健康も大切だと考えています。

お子様の前で明るく振る舞わなければならない
プレッシャーは相当なものです。

ぜひ、松陰高等学校 高松校・丸亀校の相談窓口を、
あなた自身の「荷物」を下ろす場所として活用してください。

《高校卒業のその先へ——多様な進路》

「毎日通えなかった子が、社会に出てやっていけるのか?」

そんな疑問をお持ちかもしれません。

通信制高校の卒業生は、今や多様な分野で活躍しています。

・大学・専門学校への進学: 自分のペースで受験勉強を進め、志望校に合格する生徒も多いです。

・就職・自立: 自分の特性を理解し、無理のない働き方(在宅ワークや柔軟な勤務形態の企業など)を見つけるサポートをします。

・芸術・クリエイティブ: HSCなどの繊細な感性を持つ子は、デザインや音楽などの分野で驚くべき才能を発揮することがあります。

「毎日通うこと」をゴールにするのではなく、
「自分らしい生き方を見つけること」
をゴールにする。

それが松陰高等学校 高松校・丸亀校の教育方針です。

《まずは個別相談会へお越しください》

この記事を読んでくださっている親御さん、今、お子様はどんな状況でしょうか。

「まだ家から出られない」
「進路の話をすると黙り込んでしまう」

そんな状況で、無理に学校へ連れてくる必要はありません。

まずは、親御さんだけで校舎を見に来てください。

「本当にうちの子のペースでいいの?」
「起立性調節障害の配慮はどこまでしてもらえる?」
「学費や奨学金制度について知りたい」

こうした具体的な疑問に、
職員が丁寧にお答えします。

《おわりに…》

高校卒業は、人生のゴールではありません。

しかし、その資格を手にすることは、
お子様にとって大きな自信となり、
将来の選択肢を広げる確かな「鍵」となります。

毎日通えなくても、朝起きられなくても、
勉強が遅れていても、大丈夫です。

松陰高等学校 高松校・丸亀校には、
そんなあなたのお子様を丸ごと受け入れ、
一緒に未来を拓いていく準備ができています。

「あきらめなくて、本当によかった」

卒業式の日に、親子でそう言い合える未来を、
私たちと一緒に作っていきませんか?

《補足…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に

お子さんにとってベストな
教育環境や指導方針を組み立てています。

また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。

どんな子どもでも
さまざまな特性があります。

その特性は
子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば
大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は
いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を
ご自身でとれるようになりたい先生は

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も
お教えしています。

その場合もお気軽にお問い合せください。

では。。。

松陰高等学校 高松校・丸亀校
☎087-813-3781
✉info@kagawa-mirai.jp

  

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