心理士カウンセラーのブログ

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わが子の不登校の乗り越え方【親だってしんどい】

2023.09.16

楽しい夏休みを終え9月に入り

いよいよ学校も本格化してきました。

夏休み期間、あんなに落ち着いていた我が子が

9月に入り急に不安定になってしまった。。。

そんなことはないでしょうか。

学校のことを考えるだけで

子どもは具合いが悪くなります。

しかし、それを一番近くで見ている親御さんは

もしかしたらお子さま以上に苦しんでいるかもしれません。

今回は、そんな親御さんに向けてのお話です。

《親御さんの責任》

子どもが「学校に行きたくない」

と言った時

多くの親御さんは

困惑するでしょう。

「なぜ、学校に行けないのだろう?」

「子どもがいじめに合っていたらどうしよう?」

「学校に行って欲しいけど、それを強要して良いのだろうか?」

 「ずっと学校に行かないままだったら、この先どうなるのだろうか?」

 このように親御さんの不安は尽きません。

しかし、子どもが学校に行きたくない

と言ったことについて

親御さんに責任はありません。

では、学校の責任なのかというと

そうでもありません。

そもそもの考え方として

子どもが学校に行きたくないと言うことについては

ただ単に学校という「場が合わなかった」

ということなのです。

例えば、今の時代、

転職は当たり前になります。

学校を出て、新卒で入社した会社に

60歳の定年まで勤め上げるということは

今の時代は、ほとんどないでしょう。

転職の理由はさまざまです。

お子さんの「学校が合わない」という状況は

私たち大人にとって考えれば

言わば「転職」と同じなのです。

 

《親御さんのストレスと不登校の関係》

なぜ、冒頭、子どもの

「学校が合わない」ということは

転職と同じと書いたのかというと

子どもが不登校になったことが

親御さんの大きなストレスになっていることが

多々あるからです。

学校に行って欲しい、でも強要してはいけない

ただ、指をくわえて

見守るしかできないのか。

学校に行かない我が子に

何かしてあげられることはないのか。

きっとこんなことを多くの親御さんは考えるでしょう。

そして、出口のないトンネルに

迷い込むのです。

こういった状況は

無意識下で親御さんのストレスとなって

蓄積していきます。

そして、そのストレスは

イライラや怒り、

もしくは心身の不調へとつながっていくのです。



《親御さんのメンタルヘルス》

親御さんがストレスをためて

心身を壊してしまっては

いざ、我が子が動き出そうとした際に

出遅れることがあるかもしれません。

また、親御さんがメンタルにダメージを負っていると

家庭も暗くなるかもしれません。

そのため親御さん自身が

メンタルヘルスに気を付ける必要があります。

もっともやってはいけない事は

我が子に不登校になった際

そんな我が子が可哀相になり

「自身も仕事を辞め、ずっと子どもと一緒にいる」です。

しかし、落ち着いて考えてみてください。

我が子とずっと一緒にいて

果たして子どもは学校に行くようになるのでしょうか。

 

《我が子が不登校になった際の親御さんの役割》

それでは、我が子が不登校になった際

親御さんの役割は何なのでしょうか。

1)まずは、じっくり話しを聞いてあげる

子どもの話を遮って

親御さんの考えを伝えてはいけません。

まずは、とにかく話を聞くこと

徹するのです。

2)学校以外の選択肢を探しておく

学校に行くことだけが全てではない

という価値観を持ち

学校以外の場所に行くなら

どこがあるのかを予め調べておく

3)親御さん自身の体調管理

子どものことで悩みすぎて

精神病を患ってしまった方がいます。

また、子育てに関する考え方の相違で

夫婦仲が悪くなったり

離婚してしまう方もいます。

正常な思考は、

正常なメンタルから生まれます。
 
親御さん自身がメンタルを壊さないように

ストレスケアを十分になさってくださいね。

4)専門家に相談する

しかし、どうしても壁にぶち当たってしまうこと

どうしても解決できない問題に直面することは

必ずあるでしょう。

その時には、専門家に相談してください。

専門家にも合う合わないがあります。

この専門家は、自身と考えが違うなと

少しでも思ったら

すぐに別の専門家を探してください。

《子どもの不登校は誰でのせい?》



我が子の不登校は

親御さんのせいではありません。

ましては、学校のせいではありません。

当然、本人のせいでもありません。

ただ単に、その学校が合わなかっただけ、

そして、悪い時に悪いことが重なってしまっただけ

といえるでしょう。

今や、どんな子どもでも不登校になる可能性があります。

その不登校が誰に来るかは「運」でしかないです。

しかし、仮に我が子が不登校になったとしても

行く場所があれば

気持ちは楽になります。 

そして、不登校であったとしても

大人になってから成功している人は

山ほどいます。

そのため、いつ何があっても

うろたえることがないように

そして、必要な時にすぐに動けるように

体調管理だけは

しっかりと行っていてくださいね。


ちなみに不登校や高校進学、

WISC-Ⅴ検査について

もし、気になること等あれば

いつでも気軽にご相談ください。


ちなみに松陰高等学校 高松校・丸亀校の先生は

生徒の皆さんのカウンセラーでもあります。

 
なんでも親身になって

相談に乗りますよ。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

子どもの居場所作りだけでなく

保護者の居場所になるよう

いつでも相談に乗れる体制を作っています。

誰に何を相談して良いのか

なかなか分かりにくいこの時代。

子どものことだけでなく

さまざまなことをご相談ください。
また、松陰高等学校がどのような居場所なのか気になる方は

是非一度、松陰高等学校 高松校・丸亀校を

見学してみてくださいね。


《最後に…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査や

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の結果を元に

お子さんにとっての

ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。

また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。

どんな子どもでも

さまざまな特性があります。

 その特性は

子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば

大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ (ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は

いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

 

 

また、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査や

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査を

ご自身でとれるようになりたい先生は

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方や

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方も

お教えしています。

その場合もお気軽にお問い合せください。

では。。。

 

 

松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎087-813-3781

info@kagawa-mirai.jp

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