心理士カウンセラーのブログ

Psychological counselor Weblog

【大学進学を視野に入れた通信制高校の選び方】

2023.06.13

大学進学を考えて

進学実績のある高校に合格し

新たな目標である大学進学に向かって

高校生活を送っていたわが子が

高校の校風や友人関係など

何らかのきっかけが重なり

徐々に学校に行かなくなり

もしも

「…転校したい」

と言った時、親として

どのように回答するべきでしょうか?

わが子の高校の転校について

どのように考えていくべきなのでしょうか。

たくさんの事例をもとに

詳しくご説明いたします。


《大学進学の中に通信制高校出身の生徒は少なくないのか?》

よくある質問の中に

「通信制高校に在籍しても大学進学できるのですか?」

というものがあります。

結論は、

「通信制高校に進学しても大学進学はできます」

です。

しかし、親御さんの中には

「大学合格者の出身高校を見ると通信制高校出身の合格者が少ない」

という方もいます。

それは、当然です。

なぜなら、

全日制高校の生徒数と通信制高校の生徒数では

そもそもの母数としての数が全く違います。

令和2年度文科省発表の具体的な数だと

全国の全日制高校の生徒数は約300万人。

対して通信制高校の生徒は約21万人です。

母数の違いから大学に進学した生徒の

出身高校は全日制が多くみえてしまうのも当然です。

結論としては

通信制高校出身の生徒もかなりの割合で

大学進学しています。

絶対的な母数が少ないから

表にはあまり出てこないのかもしれませんが

松陰高校の場合だと

(丸亀校・高松校)のみの大学進学率は

令和2年度62%

令和3年度57%

令和4年度56%

であり、実に半分以上の生徒が大学に

進学しています。

中には地方国公立大学から早慶

関関同立にも進学しています。



《高校の授業で難関大学に合格できるのか?》

通信制高校は、授業が単位制だから

大学進学には不利?という質問をされる方も

毎年一定数います。

それは、半分当たっています。

通信制高校の主たる目的は、

「高校卒業」を取得するための高校です。

目標は、「高校卒業」となるため

大学進学に向けた取り組みを

あまりやっていない通信制高校も多いのです。

しかし、親御さんなら分かるはずです。

さらに言えば誰もが知っている

偏差値の高い大学に進学する際に

「高校の教科書」だけで学習を進めて

「合格」できるのでしょうか?

当然、「NO」ということは

お分かりになるでしょう。

そもそも私も学校での勉強は

あまり力を入れていませんでしたが、

学校帰りの塾ではめちゃくちゃ頑張っていました。

《通信制高校の受験勉強の学習スタイル》

通信制高校は

「高校卒業資格」を取得するための学習を

午前中と午後の一部の授業で

終えてしまうところも多いのが現状です。

いわゆる高校での勉強というものは

午後早くに終わるのです。

では、松陰で大学に進学した生徒は

その後は何をするのでしょうか?

そうです。

午後は自分のペースで「大学進学に向けた受験勉強」

をしています。

全日制高校だと

学校での授業が夕方まで続きます。

そして、その後に部活動などがあり

クタクタになって家に返り

それから夜になって「受験勉強」をするのです。

通信制高校に在籍すると

午後も夕方も、そして夜も

受験勉強に時間を割くことができます。


《必要なのは対人関係能力と最終学歴》


社会人としてお仕事をしている方であれば

すでに周知の事実だと思います。

大学卒業後、就職をする際に

大事となってくるのは「最終学歴」です。

もし、最終学歴が高校であれば

どの高校を卒業したかが大事になります。

しかし、最終学歴が大学なのであれば

大事なのが「大学」であって

過程となった高校は残念ながら

あまり重視されません。

さらには、大学で国家資格などをとってしまえば

大学名すら関係なくなる、といえるでしょう。

もちろん、松陰高等学校高松校・丸亀校でも

高校での授業の中に「大学進学」を考慮した授業が

行われています。

松陰では、様々な職業体験で就職率も高く

希望すれば大学への進学も通信制高校の中では

高い進学率を出し続けています。

松陰高等学校 高松校・丸亀校から

どんな大学に進学しているか

詳しく知りたい方は

是非、一度、松陰高等学校 高松校・丸亀校に

お問い合わせください。

また、松陰高等学校 高松校・丸亀校の先生は

生徒の皆さんのカウンセラーでもあります。

なんでも親身になって

相談に乗りますよ。



松陰高等学校 高松校・丸亀校では
子どもの居場所作りだけでなく
保護者の居場所になるよう
いつでも相談に乗れる体制を作っています。

誰に何を相談して良いのか
なかなか分かりにくいこの時代。

子どものことだけでなく
さまざまなことをご相談ください。

また、松陰高等学校がどのような居場所なのか気になる方は
是非一度、松陰高等学校 高松校・丸亀校を
見学してみてくださいね。

松陰高等学校 高松校・丸亀校
☎087-813-3781
info@kagawa-mirai.jp

年別アーカイブ

よく読まれている記事