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応急手当とAED講習
2020.11.26
丸亀校にて応急手当とAED(自動体外式除細動器)を使用しての救命処置の講習会を行いました。体育の武田先生に詳しく説明をしていただきながら授業をすすめました。
AEDは2004年7月より医療従事者以外の一般市民も使用できるようになり、今や学校や公共施設など至る所に設置されています。
AEDの電源スイッチONから電気ショック実施までの操作方法を人形を使って体験しました。
①周囲の安全を確認した後、肩を叩きながら呼びかける。
②反応がなければ大声で応援を呼び、119番通報とAED搬送を依頼する。
③呼吸を確認する。
④呼吸が無ければすぐに胸骨(胸の真ん中)圧迫を30回行う。(その時の速さは1分間に100回から120回)
⑤そして気道確保してから人工呼吸を2回行う。(今回は省略)
⑥AEDの電源を入れる。
⑦電極パッドを胸に貼る。
⑧電気ショックの必要性をAEDが判断する。*この心電図解析中に傷病者に触れることは禁止
⑨ショックボタンを押す。
⑩ショックが終わったらすぐに胸骨圧迫を開始する。
この一連の動作をAEDの音声メッセージに従い、全員が体験をしました。真剣な表情です。
武田先生が救命処置をされた緊迫感のある実体験もお話してくださいました。そして、倒れている人を見たら1秒でも早く迅速にそして冷静に対応することが大切、と何度もおっしゃっていました。
今回の講習会で、生徒たちは改めて命の大切さや尊さを実感するよい機会になったようです。いざという時にその場に居合わせた人によって迅速な応急手当てを行えるようAEDの知識と技術が広がる社会でありますように。
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