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四国学院大学に見学に行きました。
2018.11.19
進路活動の一環として四国学院大学の見学と授業見学をさせていただきました。
四国学院大学では「メジャー制度」という入学してから自分の専攻分野を選ぶ制度を取り入れています。ここでメジャー(major)とは専攻科目という意味です。
さらにこのメジャー制度、大学在学中に専攻科目を変更できたり、専攻外のことも並行して学ぶことができます。この制度は四国学院大学の大きな特徴の一つです。
今回1・2年生を対象に大学見学をさせていただきました。
「大学ってどんなところだろう。」「大学の授業ってどんなことをするんだろう」といろいろな思いを抱いている高校生に親切に学校の見学をしてくれたのは入試課の福田さんです。
今回、演劇の授業「パフォーミング・アーツの世界」を見学させていただきました。四国学院大学では中四国で唯一、演劇コースが設置されています。このコースは演劇関係の仕事に就きたいと思っている人だけでなく、それ以外の人も演劇を通してコミュニケーション能力や表現力を学ぶことができます。
初めに授業を担当されていた西村先生から授業の概要を説明してくださいました。
今回の内容は5人一組になって各グループで物語を一つ決め、主人公以外の人物に視点を置いて物語の進行を考えて、それを各グループが演じて発表するというものでした。
学生たちの迫真な演技の様子に生徒たちも思わず真剣な表情で見入ってました。
最後に西村先生から「既存のものを新しい視点から見ると物事のとらえ方が変わる」というお話を聞き自分たちの生活にも置き換えて考えられる生徒もいました。
また、今回は学食体験もさせていただきました。
授業の間の時間を使って図書館や学生寮、その他の施設の見学をさせていただきました。
四国学院大学の図書館には新館と旧館があり、約25万冊の蔵書、約2300種類もの雑誌があります。また自習スペースもあり高校生でも気軽に利用できるようになっているそうです。
四国学院大学は福祉にとても力を入れられている大学で、キャンパス内ではスロープの他に点字ブロックや身体障害者用トイレなど障害を持っている方とも一緒にキャンパス生活を送る環境が整っています。
施設見学の後は、大学の概要説明をDVDや資料を使って説明していただきました。
四国学院大学にはピア・リーダー制度という新入生を様々な方面からサポートする制度もあり、新入生の不安を取り除く配慮がいたるところにありました。松陰高等学校の卒業生でピア・リーダーをしている生徒もいます。このように卒業生の活躍を耳にできることは職員としてはとても喜ばしいことです。また、その話を聞き自分たちも頑張ろうと後輩のやる気にもつながっていることがさらにうれしかったです。
施設見学・授業見学・学食体験と日頃は経験できない大学生活を見ることができ、「大学に興味がでてきた」といっていた生徒もいました。
最後になりましたが今回の見学にあたってお世話になった四国学院大学の皆さま、ほんとうにありがとうございました。