心理士カウンセラーのブログ

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「この子の居場所が見つかった」と保護者が感じた高校 ― 松陰高等学校 高松校・丸亀校が大切にしていること ―

2026.05.15

「学校に行かなければいけないのは分かっている。

でも、どうしても体が動かない」

「教室にいるだけで疲れてしまう」

「頑張っているのに、勉強が頭に入ってこない」

香川県内、高松市・丸亀市周辺でも、

こうした“目に見えにくいしんどさ”を抱えながら、

中学校生活の中で立ち止まっているお子さんは少なくありません。

そして、その姿を一番近くで見守っている保護者様も、

きっと同じくらい悩み、迷い、心を痛めてこられたのではないでしょうか。

保護者様が本当に願っているのは、

偏差値の高い学校や、有名な学校だけではないと思います。

それ以上に、

「この子が安心して過ごせる場所」

「この子らしさを否定されない場所」

「もう一度、前を向ける場所」

ではないでしょうか。

松陰高等学校 高松校・丸亀校にご相談に来られた保護者様から、

私たちはこれまで何度も、こんな言葉をいただいてきました。

「ようやく、この子の居場所が見つかりました」

今日は、心理カウンセラーの視点から、

なぜ松陰高校が多くの生徒・保護者様にとって

“居場所”になっているのかをお伝えしたいと思います。

「居場所」とは、ただ通う場所のことではありません。

居場所とは、単に机や椅子がある場所のことではありません。

本当の居場所とは、

「ここにいてもいい」

「今の自分を否定されない」

「無理に誰かと同じにならなくていい」

そう感じられる場所のことです。

発達特性、グレーゾーン、HSC、起立性調節障がい、学習の苦手さ、不登校。

こうした背景を持つお子さんの多くは、

これまでの学校生活の中で、

「なぜ普通にできないの?」

「もっと頑張りなさい」

「みんなはできているよ」

という言葉や空気に、深く傷ついてきたことがあります。

もちろん、周囲に悪気があったとは限りません。

けれど、お子さんの心は少しずつ疲れていきます。

そしてある日、

「もうこれ以上は無理」と、体や心がストップをかけることがあります。

不登校は、甘えではありません。

弱さでもありません。

その子が自分を守るために出した、

大切なサインである場合があります。

だからこそ、松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

まずお子さんを責めるところから始めません。

「今まで、よく頑張ってきたね」

そこから始めます。

なぜ、これまでの学校では苦しかったのか

多くのお子さんが苦しんでいる理由の一つに、

学校生活が「みんな同じ」を前提に動いていることがあります。

同じ時間に登校する。

同じ教室で授業を受ける。

同じスピードで学ぶ。

同じように友達と関わる。

この“当たり前”が、

あるお子さんにとっては大きな負担になることがあります。

たとえば、HSCのように刺激に敏感なお子さんにとって、

教室の音、光、人の気配、周囲の感情は、

想像以上に大きな刺激になります。

起立性調節障がいのお子さんにとって、

朝の登校時間は、努力だけでは乗り越えられない壁になることがあります。

また、WISC-ⅤやWISC-Ⅳなどの検査結果から、

「言葉で理解する力は高いけれど、処理のスピードはゆっくり」

「考える力はあるけれど、書くことに時間がかかる」

といった認知の凸凹が見えてくることもあります。

つまり、できないのではありません。

“合っていない環境”の中で、

力を出しきれなかっただけかもしれないのです。

松陰高校が大切にしているのは「学校が子どもに合わせる」こと

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

生徒を学校の型に無理に当てはめるのではなく、

その子の状態に合わせた関わりを大切にしています。

毎日通うことだけが正解ではありません。

最初は週に1回。

短い時間だけ。

午後からの登校。

先生と少し話すだけ。

レポートを1ページ進めるだけ。

それでも十分、大切な一歩です。

「今日は来られたね」

「少し話せたね」

「前より表情がやわらかくなったね」

そうした小さな“できた”を積み重ねることで、

お子さんの心は少しずつ回復していきます。

自信は、いきなり戻るものではありません。

安心できる場所の中で、

少しずつ育っていくものです。

レポート学習も、一人で抱え込ませません。

通信制高校と聞くと、

「自分で全部勉強しないといけないのでは」

と不安に思われる保護者様もいらっしゃいます。

しかし、松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

必要に応じて教職員がそばにつき、

レポート作成や学習の進め方をサポートしています。

勉強のブランクがある子。

集中が続きにくい子。

文章を書くことが苦手な子。

何から始めればいいか分からない子。

それぞれの状態を見ながら、

スモールステップで一緒に進めていきます。

大切なのは、

「できない」と決めつけることではなく、

「どうすればできる形になるか」を一緒に考えることです。

保護者様の心も、少し軽くなってほしい

お子さんが不登校になったり、

学校生活につまずいたりすると、

保護者様はご自身を責めてしまうことがあります。

「育て方が悪かったのではないか」

「もっと早く気づいてあげればよかった」

「この子の将来は大丈夫だろうか」

そんな不安を、ずっと一人で抱えてこられた方も少なくありません。

でも、まずお伝えしたいのは、

保護者様も本当によく頑張ってこられた、ということです。

お子さんの居場所探しは、

実は保護者様が安心できる場所を探すことでもあります。

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

生徒だけでなく、保護者様にとっても

「相談できる場所」でありたいと考えています。

お子さんの特性をどう理解すればよいのか。

家庭でどのように声をかければよいのか。

進路をどう考えていけばよいのか。

一緒に整理しながら、

親子にとって無理のない道を考えていきます。

「居場所」は、未来へのスタート地点です。

居場所が見つかると、

子どもたちは少しずつ変わっていきます。

表情がやわらかくなる。

先生と話せるようになる。

行事に少し参加してみる。

進路の話をしてみる。

自分の好きなことを言葉にできるようになる。

その変化は、

大人が思うよりゆっくりかもしれません。

けれど、確かに前に進んでいます。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

高校卒業だけをゴールにしていません。

大学進学、専門学校、就職。

その子に合った進路を一緒に考え、

卒業後の未来まで見据えてサポートしていきます。

「普通の道から外れた」と感じていた経験も、

見方を変えれば、

自分自身を深く理解する時間だったのかもしれません。

自分の苦手を知ること。

自分の得意を知ること。

自分に合った環境を知ること。

それは、社会に出てからも大きな力になります。

親御さんへ

今、この文章を読んでくださっている保護者様は、

きっとお子さんのために、

一生懸命に情報を探してこられたのだと思います。

どうか、まずご自身にこう言ってあげてください。

「私は、よくやっている」

お子さんの未来は、

今の状態だけで決まるものではありません。

動けない時期があってもいい。

立ち止まる時間があってもいい。

人と同じペースで進めなくてもいい。

大切なのは、

その子に合った場所で、

もう一度、自分のペースを取り戻していくことです。

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

お子さんのこれまでの苦しさを否定せず、

その経験をこれからの力に変えていけるよう、

一緒に伴走していきたいと考えています。

まずは、保護者様だけでも大丈夫です。

「まだ本人が外に出られない」

「学校の話をすると黙ってしまう」

「特性が強く、受け入れてもらえるか不安」

「通信制高校の仕組みがよく分からない」

そのような状態でも大丈夫です。

最初からお子さんを連れて来ようとしなくても構いません。

まずは保護者様だけで、

松陰高等学校 高松校・丸亀校の雰囲気を感じに来てください。

校舎の空気。

先生たちの関わり方。

生徒たちの表情。

無理をしなくてもいられる距離感。

それらを実際に見ていただくことで、

少し安心していただけるかもしれません。

おわりに

居場所が見つかることは、

子どもにとって大きな転機になります。

それは、

「自分はここにいてもいい」と思える第一歩だからです。

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

お子さんが自分らしさを取り戻し、

未来へ向かって歩き出すための場所でありたいと願っています。

瀬戸内の空の下で、

お子さんと保護者様の心が、

ふっと軽くなる瞬間を。

私たちは、心よりお待ちしています。

補足:WISC検査について

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

WISC-Ⅴ、WISC-Ⅳなどの検査結果を参考にしながら、

お子さんにとって学びやすい環境や支援の方向性を考えることがあります。

ただし、検査結果はお子さんを決めつけるものではありません。

大切なのは、

「何が苦手か」だけを見ることではなく、

「どんな工夫があれば力を発揮できるのか」を知ることです。

特性は、環境によって苦しさになることもあります。

けれど、理解され、活かされることで、

大きな強みに変わることもあります。

WISC-Ⅳ検査や、検査結果の活かし方について気になる方は、

いつでもお気軽にご相談ください。

松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎

 087-813-3781

✉

 info@kagawa-mirai.

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