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‘’地球温暖化問題‘’についての授業を実施
2018.06.28
高松校・丸亀校それぞれで、四国電力様と「地球温暖化問題」についての授業を実施しました。
「地球温暖化」について自分で調べて、実際になぜ問題になっているのかということを知りたいとの声や、理科の実験を教室でやってみたいとの声も以前からありました。
今回はそのような疑問と要望に対して、四国電力香川支店から林先生を講師としてお招きし、地球温暖化についての出前授業と液体窒素を使った実験教室を高松校、丸亀校で開催しました。
地球温暖化についての授業では、地球に見立てた模型を二つ準備し、片方には二酸化炭素を入れたもの、もう一方はそのままのものにライトを当て回転させます。
そうすると二酸化炭素を充填させた模型の温度は、何もしていない模型より1.5度も温度が高くなっていました。
二酸化炭素が地球の環境に与える影響についてよくわかりました。
ただ、二酸化炭素は地球の暖かさを保っているもので、なくてはならないものです。
しかし、
① 今の快適で便利な生活をしたい。
② 大量のエネルギーが必要
③ 石炭や石油を使う
④ 二酸化炭素が発生
人類は250年くらい前から上記のサイクルを繰り返してきました。その結果、地球温暖化になっているということを分かりやすく教えていただきました。
続いて液体窒素を使った実験です。
液体窒素は危険なので取り扱いには注意が必要です。
バラをつけると固まって粉々になったり、バナナで釘が打てたり、普段は取り扱うことのない液体窒素を使っての実験に生徒たちは目を輝かせていました。
特にゴムボールを液体窒素につけ、固まったものを落としたらどうなるかという実験は、全員が驚く結果になりました。
今回の出前授業で、色々な問題を発生させる地球温暖化ですが、私たちにできることは、電気をはじめとするエネルギーの使い方に無駄がないようにすること、つまり「省エネ」を心がけることが大切だと生徒たちは今まで以上に感じていました。
また実験では終始、生徒たちは授業であることを忘れて楽しんでいました。
これをきっかけに理科に興味を持ったという生徒も多数いました。
この度の出前授業と実験教室にご協力いただいた四国電力香川支店のみなさま、ありがとうございました。