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金融について知ろう!
2024.12.16
2022年4月からの成年年齢引下げにより、18歳から、クレジットカードを作るなど金融に関する様々な契約を自ら行えるようになり、金融経済教育の重要性はますます高まっています。
そこで、高松校では本日、高松信用金庫の三嶋様、粂井様をお招きし、金融に関する出前授業を行いました。
みなさん、「銀行と信用金庫の違い」を知っていますか?
金融サービスは同じでも、経営理念の違いで組織のあり方がそれぞれ異なります。
銀行は、株式会社であり、株主の利益が優先されます。また、大企業を含む全国の企業等との取引が可能です。
信用金庫は、地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人です。
利益第一主義ではなく、会員すなわち地域社会の利益が優先されます。
さらに、営業地域は一定の地域に限定されており、お預かりした資金はその地域の発展に生かされている点も銀行と大きく異なります。
その他、「お金の歴史」「家計管理とライフプランニング」「お金の貯め方・増やし方」など幅広く教えていただきました。
一人暮らしがしたい、海外留学がしたい、やりたい仕事がある、買いたいものがある、起業したい・・・などそれぞれの夢を叶えるにはお金がかかります。
その夢の実現に向けてお金に関する知識や判断力を身につけることは、安心した生活につながります。
そのため、まずはお金に関する基礎知識を学ぶことが大切なんですね。
生徒は初めて聞く言葉や内容に真剣です。
最後には、練習用の紙幣で紙幣を数える体験「札勘体験」をしました。
札勘には、2種類あり、
縦向きに数える札勘を【縦読み】または【縦勘(たてかん)】、
横向きに数える札勘を【横読み】または【横勘(よこかん)】と言います。
今回は【縦読み】を体験しました。
紙幣を1枚1枚はじくのは難しかったですが、普段体験できないことをし、みんな楽しかったそうです。
今回の出前授業を受けた生徒は、
「実際にアルバイトをしているので、お金の使い方を慎重に考えたり、様々なサービスのメリット・デメリットを知ってから利用したりしていきたい。」
「金融機関の機能やキャッシュレス決済、物価について知ることができた。」
「今回学んだことをいかし、将来のことを考えながら、自分の生活を守っていこうと思う。」
などと言っており、金融の知識の大切さを実感していました。
これから近い将来に社会に出ていく高校生にとって「金融リテラシー」はとても大切です。
学んだことをこれからの人生に生かしていってほしいと思います。
最後になりましたが、三嶋様、粂井様ならびに高松信用金庫のみなさま、お忙しいなか生徒たちのために出前授業をして頂き、ありがとうございました。