松陰ブログ

SHO-IN Weblog

可能性の種に気づいていますか?

2024.02.13


みなさんこんにちは。

学校長の猪熊です。

学生のみなさん知っていますか?


少し抽象的に聞こえる話になりますが

松陰高校は生徒自身が気づいていなかった

こころの中にある可能性の“芽”を発見できる

学校として設立されました。

 

まだ見ぬキミたちの“芽”は松陰の3年間で

どうすれば“目に見える”まで育てる事が

できるのか?

 

その松陰高校の存在意義は年間と通して

様々なプログラムとして行事化されています。

「それ本当?」という声が聞こえて来そう

ですが松陰で3年間学び育った先輩や卒業生は

皆その“芽”を見つけて巣立っていきます。

そんな先輩たちもスタートラインはみんな

同じでした。

“ドキドキ”している入学当時は校舎の

前まではなんとか登校出来たけど

中に入ることができずにぽろぽろ涙を

流していたFさん。

 

それがどうでしょう、後期が始まった

10月頃には、笑顔、元気な声で

「おはようございます」の挨拶で登校し

授業では一番前の席で意欲的に受けて

いるではありませんか。

「Fさん、どんどん成長中やね」

「その秘訣教えてもらえますか?」
とお願いすると

ノートにスラスラと絵と文章を

書き始めました。

 

20分から30分くら経ったでしょうか?
「先生、出来たよ」

とっても自信に満ちた表情で

ノート2ページにその秘訣をしっかり

書いて私に手渡してくれました。

 

Fさんにこのような能力があるとは

まだ気づいていなかった私はその成長に

驚きながら一気に目を通しました。

そこには、Fさんが自ら感じた成長の

秘訣を書いてくれていました。

 

そこに箇条書きで書かれていたこととは

「学校にいつ登校しても先生方が

明るくおはようの声で迎えてくれたよ」

「元気になれたよ」
「学校行事に勇気を出して参加したよ」

「みんなとバスに乗って化石発掘にチャレンジしたよ」

「みんな優しくしてくれ一日中活動出来たよ」

「中学校では行事に参加することは出来なかったから

今、すごくうれしい。進路説明会の参加考え中。」

 

文章の横には、明るく楽しそうなFさんの

顔のイラスト付でした。

 

Fさんが松陰高校に進学した理由のひとつが

松陰高校の自由な雰囲気。

 

自分のペースで登校が出来るということ…

Fさんの様に心に余裕が生まれれば

松陰で自分らしい高校生活を続けて

いるうちに少しずつ自分に自信が

持てるようになったことを教えてくれました。

 

勉強、学校行事、集団が苦手。

こんな私じゃ高校進学は無理かな…

と悩んいる中学生のみなさん

 

松陰高校であなたの可能性を見つけ

大きく成長出来る自分にチャレンジしませんか?

次回も高校進学で迷っている中学生や

居場所があっていないと感じている高校生

の皆さんへの応援メッセージをお送りしたいと思います。

それではまた。。。

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