今回は東かがわ市水主にあるこんちゃん農園でアスパラガスの収穫体験を行いました。

　

最近松陰高校では農業に興味関心を持つ生徒が増えてきています。

　

　

まず初めにアスパラガスについての説明を聞きました。

　

アスパラガスが栽培されているビニールハウスに入ると、高さ2ｍほどまで成長したアスパラガスの親木がたくさん生い茂っています。

　

こんちゃん農園では主に「さぬきのめざめ」を生産しています。

甘味が強く、太く柔らかいことが特徴。

この真ん中にある太く緑色が濃いものが「親木」と言われるものでこの親木を中心にアスパラガスが生えています。

まるで竹のような生え方に生徒たちは驚いていました。

　

そして次に収穫のやり方を教わります。

長さ30ｃｍ以上で、ある程度の太さがあるものを選んで、根元からはさみを使って切ります。

実際に体験します。アスパラガスの収穫時期は２月から10月と比較的長くなっています。

　

　

　

スーパーに並ぶ前の取れたてのアスパラガスを見て生徒たちは

　

「キラキラしている」

　

と目を輝かせていました。

触った感覚もとてもみずみずしく、収穫をすることでしか味わうことができない体験に自然と表情も和らぎます。

　

ある程度まとまった量がとれると今度は束でまとめる作業に入ります。

　

まず長さをそろえて、

　

次に大きさごとに分ける機械に一本一本丁寧に入れていきます。

　

　

最後に重さを測って、ゴムとテープで束にして完成です。

　

　

今回生徒が収穫したアスパラガスはこんちゃん農園のご厚意でいただくことができました。

取れたてなので生で食べても甘みがあってとても美味しかったです！！

　

こんちゃん農園では

　

「お客さんに安心して美味しいものを届けたい」

　

その想いから有機質なものを取り入れながら減農薬栽培にこだわっています。

　

また常に挑戦することの大切さ、農家の苦労の部分など貴重な生産者の生の声を聞かせていただいて今回の体験は終了しました。

　

実際に現場で体験することでしか得ることできないことはたくさんあります。

今回の体験も農業に興味がある生徒たちにとって、進路を考えるいい機会になりました。

　

　

今回の体験にご協力いただいたこんちゃん農園のみなさま、お忙しい中本当にありがとうございました。

これからも松陰高校はリアルな体験を通して生徒たちの成長を見届けていきます。