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歯と口の健康について考えよう
2023.11.08
本日11月8日は「いい歯」の日です。みなさん、歯を大事にしていますか?
丸亀校にて、香川県中讃保健福祉事務所の林さんをお呼びし、「歯と口の健康について」の講義を行いました。
「8020運動」をご存じでしょうか?
8020運動とは、厚生労働省と日本歯科医師会が推奨している「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という運動のことです。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
永久歯(大人の歯)は親知らずを含めると32本あります。乳歯(子どもの歯)は生え変わりますが、永久歯は虫歯になったり、歯周病になって抜けたりすると二度と戻ってくることはありません。失う前にしっかりと歯のことについて勉強し、予防しておきましょう。
虫歯はどうしてできるのでしょうか?
歯を磨かずに放置していると、プラーク(歯垢)が溜まります。すると、ミュータンス菌などの細菌が溜まった糖を分解することで酸が発生します。その酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、そのままにしておくと虫歯になってしまいます。
プラークを溜めないためにも食後の歯磨きはとても重要です。フッ素配合の歯磨き粉を使用し、歯を一本一本丁寧に磨き、歯磨き後のゆすぎは回数を少なくすることがポイントです。知覚過敏の症状がある歯には塗り薬のようにフッ素入りの歯磨き粉を塗ることで、症状が改善することもあるそうです。
健康チェック質問票で6点以上ある場合は早めに歯医者さんで診てもらうようにしましょう。
歯科関係の専門学校に進む生徒はとても満足した様子で、「もっと歯や口のことを専門的に勉強し、患者さんの歯の健康を守れるようになりたい。」と授業後に話してくれました。また、日常に直結する内容であったため、その他の生徒たちにとっても有意義な時間となりました。香川県中讃保健福祉事務所の林さん、お忙しい中誠にありがとうございました。
今回の講義で習ったことを復習し、すぐに実践して習慣化できるように毎日取り組んでみてください。皆さんの大切な歯を守るためにも定期的に検診を受けるようにしましょう。