今回は丸亀校・高松校で「書道筆でメッセージを書いてみよう」教室を実施しました。

松陰高等学校丸亀校 高松校では昨度から硬筆検定を実施しています。
「何でいまさら硬筆？」と思われるかもしれません。

 
実際に、近年はパソコンや携帯電話に発達によって文字を書くことが少なくなりました。
 

しかし、履歴書など高校生でも文字を書くことが必要となってきます。
実際に履歴書を作成した際に、生徒から「きれいな字で書きたい」「バランスよく書きたい」などの声があり硬筆検定を実施することになったのです。
 

毎日自分たちで練習をして、様々な級で合格する生徒が出てきただけでなく、私たち職員も検定を通して生徒たちに自信の芽が芽生えてきたことを感じることができました。
 
そのような中で、今回は生徒たちから鉛筆やボールペンではなく、書道筆で自分自身が今思っている事、伝えたいことなどを「自由」に書いてみたいとの声が上がったので「書道筆でメッセージを書いてみよう」を実施することになりました。

 
事前に練習をする顔も真剣そのものです。しかし、書いていく枚数がふえていくにつれ穏やかな顔になっていきます。
 
最初はひとり1枚の作品を作る予定だったのですが、どんどんアイデアが湧いてきたようです。
 

ひとりで何枚も作品を書いていた生徒もいれば、商店街の路上作家さんのような味のある文字を書く生徒、ここに掲載している作品は丸亀校・高松校の生徒作品のほんの一部です。

自由で個性が出ていて楽しい教室になりました。

今回は初めての企画でしたが、生徒たちは文字を書くことが楽しかったと充実した表情でした。

 
次回はもっと時間を取って、じっくりと文字を書くということにも挑戦していってもらいたいと思います。