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四国電力の出前授業を行いました
2025.12.10
12/9(火)に丸亀校、12/10(水)に高松校にて、四国電力の方々に来ていただき、出前授業を行いました。
1時間目の実験では、「身近なもので電池を作ってオルゴールを鳴らしてみよう!」ということで、備長炭やお金電を使った電池を作りました。
電池は乾電池などの「化学電池」と太陽電池などの「物理電池」にの2つに大きく分かれます。
今回の実験では化学電池を扱いました。
2種類の電極にあたるもの(アルミニウム、銅など)と電解質(食塩水など)があればどんなものでも電池に変化させることができます。
早速備長炭電池を作成していきます。




完成です!しかし、、、
一つの電池では弱々しい音しかなりません。
そういう時はどうすればよいでしょうか?

電池を増やして電力を大きくします。
電池のつなぎ方は、直列つなぎ(直列回路)と並列つなぎ(並列回路)の2種類あります。
どちらのつなぎ方にすれば、良いと思いますか?


正解は直列つなぎです。
直列につなぐ電池の数を増やすと大きな音でオルゴールが鳴り始めました。

さらに、10円玉と1円玉を使ったお金電池も作りました。


1つでは音が鳴りませんが、3つ組み合わせるとオルゴールがきれいに鳴ります。
さらに、電池以外にも圧電素子を使った簡単に作れる発電機「しゃかしゃかライト」を作りました。
ビーズを中に入れてガチャガチャの玉を振ると圧電素子に圧力がかかり、ライトが光ります。


2時間目の授業では、電気を作る仕組みや電気の流れを知るために模型を使って視覚的にわかりやすく解説していただきました。



現代の日常生活には欠かせない電気。
どこでどうやって電気が作られているか、今一度説明を聞き生徒たちの理解が深まりました。
「身近なもので簡単に電池ができるのが驚いた。他のものでもできるか実験してみたい。」
「コンセントに刺せばすぐに電気が使えるという状況がありがたいということを改めて実感した。」
といった生徒の感想がありました。
普段の理科のスクーリングではなかなかできない大規模な模型や実験により生徒もいつも以上にイキイキとしていました。
四国電力の方々、2日間連続での出前授業、本当にありがとうございました。