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命名・進水式の見学に行ってきました。
2024.08.20
本日は『四国ドック株式会社』の命名・進水式の見学に行きました。
簡単に四国ドック株式会社さんについて、ご説明しますね。
ばら積み貨物運搬船(バルカー)と冷凍冷蔵貨物運搬船(リーファー)を主力製品として造船事業を展開しています。
1927年に創業し、長年にわたり香川県の造船業を担ってきました。
船ができるまで
①引き合い
②基本計画と見積り
③契約
④設計
⑤加工
⑥ブロック組立
⑦船台搭載
⑧進水
⑨艤装工事
⑨会場試運転
⑩完工・引渡し
の工程があります。
今回は⑧番の造船所における最も華やかなイベントの進水式に立ち会わせていただきました。
まず、四国ドックのお仕事についてお聞きしました。
真剣に話を聞いています。
続いて、命名・進水式に参列しました。
船が初めて海上に浮かぶこの瞬間は船の誕生として祝われており、船主を始め、多くの関係者、地域関係者など多くの人が参列して盛大に式典が行なわれました。
命名もこの時にされ、船名は「COOL EMERALD」。
船台で組立てられる船体は通常、盤木と呼ばれる多数の固定台に支えられていますが、進水が近づくと徐々に取り外され、進水式では最終的にストッパーの役目をするトリガーによって船体が滑り出すのを止められています。
そして、支綱(トリガーの解除装置に連結されている綱)を切断することによってトリガーが外れて船体が滑りだすという仕組みになっています。
進水式で船が海上へ滑り降りてゆく様子に、生徒たちはその迫力に驚いていました。
最後に工場見学を行いました。
自分たちが進水式で見た大きい船がどのように造られているのかリアルで学ぶことができました。
生徒からは「造船業に関わっている人たちが頑張ってくれているから、物流が動いて私たちが生活できているんですね」と見学の声がありました。
この見学が生徒の今後の生活や進路につながってくれたらなと思っています。
最後になりましたが、四国ドック株式会社の皆様、お忙しい中貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。