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中学校や適応指導教室の先生方を対象にセミナーを開催します。
2025.06.27
松陰高等学校丸亀校 高松校では中学校や適応指導教室の先生方を対象に
「WISC-V検査の結果を実践にどう活かすのか?」セミナーを全2回に分けて高松校にて実施いたします。

WISC-V(ウイスク・ファイブ)はウェスクラー式知能検査のひとつで、子どもの知能と認知能力を広範囲にわたって評価するために設計されています。
発達障害を診断するテストではありません。その生徒が「何が得意」で「何が苦手」なのかを教師がしっかり把握するための検査です。
第1回目は
7月26日(土)10:00~11:30 高松校 で開催します。
・学級の中でまわりの人となぜかよくトラブルを起こしてしまう
・黒板の板書をノートに書き写すことが遅い
・集団の中に入ることができず、ひとりでいることが多い
・漢字がなかなか覚えられない
・計算にミスが多い
・周りへの影響を考えず思いついたらすぐ発言しトラブルになることがよくある
・空気が読めないことがあり周りから浮くことがある
・生徒に伝えたことが保護者に正確に伝わりにくいことがよくある… など
今回、このセミナーを開催する目的は、前年度同様私たちの目の前にいる児童・生徒の問題行動の改善及び課題の解決を「勘と経験に頼る教育だけではなく、WISC-Vを活用してより科学的アプロ-チによって図りたい」という願いからであります。
講師はWISCだけでなくアンガーマネジメントを活用した現場で活きた実践を積み重ねることで成果を上げている、心理士の車重徳先生です。
繰り返しになりますが、この検査は発達障害を診断するものではありません。
学校現場、家庭の中で、その子は「何ができて」「何が苦手なのか」を理解するための検査です。苦手な部分をできる部分で補っていきましょう。得意なところはそのまま伸ばそうという考え方です。
そして検査を受けていない生徒でもその子の問題行動から読み取れる特性を理解して対応をしていけば、“問題の解決”につながります。
車先生の研修内容は心理士、WISC-Vのプロフェッショナルとして私たち松陰高校の職員にもわかりやすく、現場で活用しています。
第2回は10月4日(土)10:00~11:30 高松校 で開催します。
今後発生するであろう次の教育課題への対応策の一つとして、標記研修会を実施することで、皆様の一助になればと願っています。
つきましては、各中学校、適応指導教室の先生方には先日持参いたしました案内をご覧いただき、大変お忙しい時期とは思いますが、皆様の研修課題の一つに加えて頂き、ご参加くださいますようご案内申し上げます。
お問い合わせ、ご質問などは
松陰高等学校 高松校 電話番号087-813-3781
までお願いいたします。