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「サワラ祭り」のボランティア活動に参加しました

2024.04.28

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本日は本島にて、本島さかな部が主催している「第2回サワラ祭り」のボランティア活動に参加しました。

昔から「鰆」は讃岐に春を告げる魚として香川県民に親しまれています。
小さい頃はサゴシやヤナギと呼ばれ、成魚になるとサワラと呼ばれ、スマートな大家に鋭い歯、鋭角なひれが特徴です。

 

桜が散り始める頃「サワラ」は太平洋から <産卵をするため> に瀬戸内海へやってきます。産卵は5月から6月で、生まれた稚魚は11月頃まで瀬戸内海で成長しその後太平洋へ。翌春再び瀬戸内海に帰ってきます。

しかし近年、瀬戸内海は大きく変化し、天然魚介が激減しています。サワラの赤ちゃんが誕生する奇跡ををお祝いし、来年もサワラが瀬戸内海に戻ってきてくれることを願い「サワラ祭り」は開催されています。

丸亀港に集合し、本島行のフェリーに乗ります。
行きの便はかなり霧が濃く、数十メートル先が見えない状態でした。

 

30分ほどで本島に到着!初夏の訪れを感じるとても良い天気です。

 

各持ち場に分かれ、会場の設営や会場までの誘導、交通整備などを行いました。
みんな元気よく挨拶をしていたので、お客様からも気持ちの良い挨拶やお礼の言葉が返ってきていました。
やっぱり挨拶って良いですね、気分が晴れやかになります。

 

最初は慣れていないこともあり、たどたどしい様子も見られましたが、
時間を追うごとに臨機応変にお客様の質問にも答えられるようになっていました。

 

サワラ祭りは3つの会場に分かれており、様々なイベントが行われていました。
サワラの解体ショーや海ごみのワークショップ、様々な屋台が並んでいました。

 

昼食はサワラカツカレーをいただきました。
豆がたくさん入ったスパイシーなカレーで、サワラカツとの相性も良くとてもおいしかったです。

 

瀬戸内芸術祭でもお馴染みの恒例行事となっている本島での「送り太鼓」
お客様に感謝し、また戻っていただけるようにお見送りをしました。

 

生徒たちも太鼓の音に合わせ、一生懸命に旗を振ります。

 

お見送りをした後は、テントの片付けや清掃活動などを行いました。

 

朝早くから長い時間、主に外での活動であったため、みんなかなり日焼けをしていました。
ボランティア活動をしていると、周りの方から感謝される機会が多いです。
生徒たちも今回の活動を通して、自分が誰かの役に立っている喜びを実感したことでしょう。

普段あまり学校の特別活動に参加していなかった生徒に声をかけたところ、快く引き受けてくれ、自ら進んで行動している姿を見ることができて良かったです。これからまさに「サワラ」のように成長していってもらえたらと思います。
嬉しいことに帰りのフェリーで、「またボランティア活動に参加したい」という声がありました。
今後も松陰高等学校は生徒の豊かな心を育んでいくために、様々なボランティア活動に参加していきます。

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