心理士カウンセラーのブログ
Psychological counselor Weblog
【行ける通信制高校ではなく、行きたい通信制高校を選ぶ】
2022.09.29
9月が終わり
10月になりました。
ここ四国地方もだいぶ
秋っぽくなって来ましたね。
中学3年生の皆さんは
中学校 生活最後の夏休みも終わり
卒業まで、あと半年
といったところでしょうか。
しかし、卒業する前に
決めなければならないことがあります。
それが、「進路」です。
今回は、その「進路」について
ご説明いたします。
《行ける通信制高校について》
最初に結論を書きます。
高校選びの際、
行ける通信制高校を選ぶのではありません。
中学校で不登校を経験した子どもは
安易に「近い」通信制高校を
選びがちです。
確かに、近いと通いやすそうです。
交通費が安くなるのも
メリットかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。
中学校に行けなくなったのは
中学校が自宅から
「遠いから」
なのでしょうか。
距離が問題で
中学校を不登校になったのであれば
「距離」で高校を選んでも
良いかもしれません。
しかし、「距離」が原因でないのであれば
「距離」だけで高校を選ぶと
その選択が間違いになることがあります。
《学費だけで学校を選んでいませんか?》
多くの通信制高校は
私立高校になります。
学費だけで
通信制高校を選ぶのであれば
「公立」の通信制高校一択です。
ない袖は振れません。
そのため
もっとも安い公立の通信制高校を
選ぶ理由は分かります。
しかし、考えてみてください。
学費の安い
公立の通信制高校があるのに
なぜ、公立よりも高い
私立の通信制高校に進学するのでしょうか。
それは、「卒業率」の差です。
高校に入学するだけが目的であれば
学費の安い通信制高校で良いでしょう。
それは、公立も私立も
同じです。
しかし、
「高校卒業資格」を取得
を目的とすると
学費だけで高校を選ぶと
失敗する可能性があるのです。
《学費だけで高校を選ぶと…》
先程、学費だけで高校選びをすると
失敗すると書きました。
では、なぜ、学費だけで
高校選びをすると
失敗するのでしょうか。
それは、
安かろう=悪かろう
だからです。
そもそも学校というものは
・家賃
・人件費
・教材費
で成り立っています。
学費が安いということは
家賃、人件費、教材費の
いずれかを節約しているのです。
しかし、上記の中で
固定費である「家賃」を減らすことは
難しいでしょう。
そこで、学費の安い通信制高校は
一番削ってはいけない
「人件費」をカットするのです。
結果として、
子ども一人あたりの先生の数が減り
生徒により沿った教育が
できなくなるのです。
《通信制高校は行きたい高校を選ぶ!》
高校というものは
人が作ります。
どんなに綺麗な校舎があったとしても
信頼できない先生しかいないのであれば
高校生活はつまらないものになるでしょう。
一方、この先生といると楽しい、
と思える先生がいる高校を選ぶと
高校生活はきっと充実したものに
なるでしょう。
高校は「入学」が目的ではありません。
「卒業」が目的です。
そして、青春時代の高校生活は
今回限りです。
大人になってからは
体験できないものです。
そのため高校は
行ける通信制高校ではなく
行きたい通信制高校を
選んでみてくださいね。
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