心理士カウンセラーのブログ

Psychological counselor Weblog

【子どもを伸ばす4つの手法】

2021.12.17

皆さんは高校を選ぶ際の基準は何でしょうか?

雰囲気ですか?

進学実績や就職率ですか?

それとも先生の個性ですか?

高校進学に悩んでいる親御さんや中学の先生から

最近、よく聞かれる質問に

「どうやって子どもを伸ばしたら良いのでしょうか?」

があります。

今回は、「子どもを伸ばすために必要なこと」

についてご説明していきましょう。

【なぜカウンセリングだけでは結果に結び付きにくいのか?】

いろいろな高校の情報を見ていると

「生徒ひとりひとりに沿った

ていねいなカウンセリングを実施します」

と記述している高校さんがあります。

カウンセリング。。。

良い響きです。

子どもひとりひとりの声を聞いてくれる高校、

そんな高校があったら

素晴らしいですね。

さて、では高校が子どもの

「話をよく聞いてくれる」

それだけで良いのでしょうか。

子どもは自分自身のことを

先生によく知ってもらうだけで

子どもが抱える課題は

解決するのでしょうか。

私は、「解決しない」と

思います。

とっかかりとして

話を聞いてもらうことはとっても大事です。

しかし、その後は「方針を決めて」

「行動」をしないと

何も解決しないのが現実です。

【どうやって「行動」にうつさせるの?】

では、子どもの話を聞いた上で

どうやって、子どもを「行動」させていくのでしょうか。

その時に「コーチング」の

手法が使えます。

「目標」を定め

その目標に向かって

歩み続けていく必要があります。

誰でも、目標を定めたときは

「よし、頑張る!」

と力が入ります。

しかし、その意気込みは

1週間が経っても

継続できるか?

1ヶ月た過ぎても

初志貫徹で

目標を定めたときと同じ

モチベーションで

「行動」できるか?

そうです。

多くの子どもが

モチベーションを維持は大きなハードルとなります。

【人間は忘れる生き物】

例えば、テストで自分の想像より

低い点数を取ってへこんだとしましょう。

その時は、もっと勉強しておけば良かった、

テストの見直しなども

一生懸命に取り組むかもしれません。

しかし、日常に忙殺されていると

テストで悪い点をとったときの

「こころの痛み」を

大人も子供も多くの人は

だんだんと薄れてくるといわれています。

点数が良くなかった

という事実は変わらないのに

それを受け止める「こころ」が

変わっていくのです。

そうです。

人間は誰しも、忘れるのです。

そんな時でも

「目標」を思い出させてくれ

しかも、一緒に「並走」してくれる

「コーチング」が

子どもには必要なのです。

多くの高校は

「カウンセリング」はやってくれます。

しかし、カウンセリングの後に

「コーチング」までやってくれることは

あまりないのです。

なぜなら、「カウンセリング」は

1回限り、

その場限りで終了です。

しかし、「コーチング」は

その子どもが高校に在籍している限り、

ずっとずっと続きます。

高校の先生も非常に

お忙しいので

ずっとずっと子どもに寄り添うことは

困難なのです。

だから、「カウンセリング」

をおこなっても

「コーチング」をおこなう高校は

少ないと言われています。

【自発的に行動出来る子は?】

理想は、誰も何も言わなくても

自発的に「行動」できるように

することです。

そして、その「行動」は

仕組み化でうまくいくことがあります。

自発的に「行動」できる子どもに

必要なことは

「コーチング」ではありません。

自発的に行動できる子には

「並走」はさほど重要ではありません。

では、そういった子どもは

放っておくのでしょうか。

違います。

自発的に行動できる子どもでも

道に迷うときがあります。

そんなときに

「アドバイス」をするのです。

【ふつうの先生は教えるのが好き】

ここで話は変わります。

通信制高校の先生だけでなく

先生という職種を目指す人間は

私も含めどんな人間なのでしょうか。

ふつう、先生は皆

「教えるのが好き」なのです。

そう、先生は

「ティーチング」する事に喜びを感じます。

生徒も満たされ先生も満たされることに

喜びを感じます。

どう行動して良いのか分からない、

目標の立て方が分からない、

そういった子どもに必要なことは

「ティーチング」なのです。

でも、多くの先生は

一度、「ティーチング」して

おしまいになってしまいがちと

言われています。

【子どもを育てる4つの手法】

では、子どもを伸ばすために

どのような手順で

手法を用いれば良いのでしょうか。

具体的な手順は

1)カウンセリング

2)ティーチング

3)コーチング

4)アドバイス

です。

まずは、カウンセリングで

子どもの悩みを聞き出します。

そして、その悩みを

どうやって解決するのか

どう行動を起こしていくのかを

ティーチングするのです。

その行動は

1回で終わることはありません。

継続が必要です。

継続し続けるために

コーチングを続けます。

コーチングをしていると

ある時ふっと

子どもが自発的に行動できるようになります。

そうなったら、必要なときだけ

アドバイスをするのです。

この4つの手法が

もっとも子どもを育てるのです。

そう考えると

断片的にしか

子どもと接していない通信制の

先生とそうでない先生の違いが

分かるかもしれませんね。

松陰高校 丸亀校・高松校では

子どもが自発的に行動できるようになるため

1)カウンセリング

2)ティーチング

3)コーチング

4)アドバイス

をしている数少ない通信制高校です。

なかには、アドバイスまで

なかなかたどり付かない子どももいます。

その場合でもずっと

コーチングをし続けます。

それが、松陰高校 高松校・丸亀校です。

ご興味がある方は

是非、一度、相談に来てくださいね。

入学するしないなど関係なく

いつでも相談に乗りますよ。

では。。。

松陰高等学校 高松・丸亀校

スタッフ・職員一同

★☆★☆★☆★☆★☆★☆

HSCや起立性調節障害、

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査についてのご質問は、

松陰高等学校 高松・丸亀校まで

お願い致します。

087-813-3781

ご希望であれば

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査から

その子に即した

勉強方法などを

アドバイスをさせて頂きます。

グレーゾーンの子どもを抱える親御さん、

発達障害児を育てている親御さん、

特別支援に関わる学校の先生、

放課後等デイサービスの指導員さん、

是非、お気軽にお問い合わせください。

087-813-3781

年別アーカイブ

よく読まれている記事