心理士カウンセラーのブログ
Psychological counselor Weblog
【体験を通じて「生きる力」を育てる – 新しい通信制高校の取り組み】
2025.10.29
お子様の進路選択、特に高校選びは、
保護者の皆様にとって大きな悩みの一つでしょう。
お子様がもし、
発達障がい(ASD、ADHDなど)、学習障がい(LD)、グレーゾーン、
あるいは人一倍敏感な特性を持つ
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)である場合、
その悩みは一層深くなることと思います。
「集団生活が苦手でも、普通高校卒業資格を取れるのだろうか?」
「勉強だけじゃなく、社会で生きる力をどう育んでいけばいいのだろう?」
松陰高等学校 高松校・丸亀校は、
単に高卒資格を取得する場ではありません。
私たちは、これらの特性を持つ生徒一人ひとりが、
自分のペースで学び、社会に出るための真の「生きる力」を育むための、
新しい通信制高校として進化し続けています。
ここでは、当校がどのようにして「生きる力」を育てるのか、
そして進路に悩む保護者の方々が
通信制高校の選び方で注目すべきポイントを詳しくお伝えします。

《なぜ、現代の通信制高校は「体験学習」を重視するのか?》
従来の通信制高校は、主に自宅学習とレポート提出が中心で、
生徒同士の交流や学校生活そのものが希薄になりがちでした。
しかし、松陰高等学校 高松校・丸亀校が提唱する
新しい通信制の形は異なります。
私たちは、座学だけでは得られない「体験」を通じてこそ、
発達特性を持つ生徒たちが社会で役立つ本質的な能力を
身につけられると確信しています。
1. 特性を持つ子どもに必要な「経験」の価値
発達障がいを持つ生徒の多くは、抽象的な概念理解や、
社会で暗黙のうちに決められているルール(ソーシャルスキル)
の習得に困難を抱えることがあります。
座学の限界:
「コミュニケーション能力」を座学で学んでも、
実際の場面で応用することは難しいです。
体験の力:
実際の職場訪問やグループワークなど、リアルな体験を通じて、
失敗を恐れずに他者と関わり、状況に応じて行動を変える
「適応力」と「問題解決能力」が育まれます。
特に不登校経験を持つ生徒にとって、学校外の安全な環境での体験は、
社会復帰への大きな一歩となります。
2. 「生きる力」を構成する三つの柱
松陰高等学校 高松校・丸亀校では、「生きる力」を以下の三つの柱で構成し、
体験プログラムに組み込んでいます。
| 柱 | 育成される能力 | 具体的な体験学習の例 |
| 社会性・協調性 | コミュニケーション能力、チームワーク、多様性理解 | 地域のボランティア活動、合同遠足の企画・運営、SST(ソーシャルスキルトレーニング) |
| 自己肯定感・自己理解 | 自分の強み・弱みの把握、失敗を乗り越える力 | 個別カウンセリング、趣味を活かした文化祭への参加、小規模な発表会 |
| キャリアデザイン | 職業観、社会の仕組み、自己実現力 | 企業訪問・職場体験(インターンシップ)、卒業生との交流会、進路講演会 |
《松陰高等学校 高松校・丸亀校の具体的な「生きる力」育成プログラム》
当校では、生徒の発達特性やHSCの敏感さを理解した上で、
無理なく、そして楽しみながら参加できる
多様な体験学習プログラムを提供しています。
1. 社会とのつながりを感じる「キャリア探求」プログラム
生徒たちが社会と接点を持つことで、
漠然とした将来への不安を具体的な目標へと変えていきます。
小規模インターンシップ:
大規模な企業ではなく、生徒の興味や特性に合わせた地元の企業や福祉施設と連携し、
少人数での職場体験を行います。
学習障がいなどで特定の作業に困難がある場合も、事前に受け入れ先に情報共有を行い、
合理的配慮の下で体験を進めます。
地域貢献活動:
地域のお祭りや清掃活動に参加し、社会の一員としての役割を体験します。
不登校で引きこもりがちだった生徒も、「ありがとう」と言われる経験を通じて、
自己肯定感を高めています。
2. 心を育む「心理的安全性」を確保したプログラム
HSCや適応障がいを持つ生徒にとって、
何よりも大切なのは「心理的な安全性」です。
リラックスを促す体験:
アロマテラピー、マインドフルネスを取り入れたヨガ、自然散策など、
五感を穏やかに刺激し、不安やストレスを軽減するための活動を
カリキュラムに組み込みます。
表現活動:
音楽、美術、演劇などの表現活動を通じて、言葉にできない感情を表現する場を
提供します。ここでは「上手い・下手」ではなく、「自分を表現できた」
という達成感を重視します。
3. 学校生活で実践する「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」
当校では、SSTを日常的に取り入れています。
状況別ロールプレイング:
「友達に断りたいときの言い方」「先生に質問するときのタイミング」など、
発達障がいを持つ生徒が苦手としがちな具体的な場面を設定し、繰り返し練習します。
フィードバックの工夫:
否定的なフィードバックを避け、「次はこうしてみよう」という肯定的な声かけと、
具体的な行動のアドバイスに終始します。

《保護者が知っておくべき「通信制高校 選び方」の真実》
発達障がいや不登校の生徒を抱えるご家庭が、
後悔しない通信制高校の選び方をするために、以下の点を強く推奨します。
1. 「体験学習」の内容とサポート体制の実態を確認する
単にパンフレットに「体験学習」と記載されているだけでなく、
その内容が「特性を持つ生徒に配慮されているか」が重要です。
| チェックポイント | 松陰高等学校 高松校・丸亀校の対応 |
| *規模と環境 | 大人数での一斉体験ではなく、少人数制で心理的負担が少ないか |
| 専門家の関与 | 専門家や専門教員が同行・監修し、トラブルや不安に即時対応できるか |
| 学習への配慮 | 体験学習が学習障害(LD)などの合理的配慮を損なわない設計になっているか |
2. 「卒業後の進路サポート」の具体例を聞く
高校卒業はゴールではなくスタートです。
特に発達特性を持つ生徒にとって、
大学や就職先でのサポート体制は極めて重要です。
大学・専門学校の特別入試枠や合理的配慮の
申請サポート実績があるか。
就職を希望する場合、ハローワークや
就労移行支援施設との連携実績があるか。
松陰高等学校 高松校・丸亀校は、
卒業後も生徒が社会で自立できるよう、
専門的な知見に基づいた進路指導を深く行っています。

《お母様へ:安心してください。お子様は「できる」に変わる》
お子様がこれまでの学校で困難を感じてきたのは、
お子様自身に問題があったからではありません。
「お子様の特性に合わない環境」にいたことが原因です。
発達障がいやHSCの生徒は、感受性が豊かで、
集中力や探究心が深いという素晴らしい「個性」を持っています。
しかし、その特性ゆえに、
集団生活や一斉授業では力を発揮しにくいのです。
松陰高等学校 高松校・丸亀校は、
その「個性」を理解し、「体験」というツールを使って
「生きる力」として育む場所です。
不登校で自信を失っていた生徒が、
地域活動を通じて「ありがとう」と言われ、笑顔を取り戻す。
学習障がい(LD)で文字を読むことに苦労していた生徒が、
得意なプログラミングの授業で才能を開花させる。
こうした劇的な変化を、私たちは日々目の当たりにしています。
当校に入学することで、お子様は単に普通高校卒業資格を得るだけでなく、
「自分は社会で生きていける」という
揺るぎない自信を手に入れることができるでしょう。

《松陰高等学校で実現する未来》
松陰高等学校 高松校・丸亀校で生徒たちが手に入れるのは、
以下の「確かな未来」です。
1.高等学校卒業資格の確実な取得:
個別指導と合理的配慮により、学力に不安があっても卒業に必要な単位を確実に修得できます。
2.社会で活かせる実践的な力:
体験学習を通じて、発達特性を問わず、社会で求められるコミュニケーション力と問題解決能力
が身につきます。
3.専門家による心のサポート:
専門職員によるサポート体制の中で、不登校や適応障害からの回復を果たし、
精神的な安定を得られます。
お子様の無限の可能性を、私たちと一緒に開花させませんか。
「うちの子の発達特性に本当に対応できるか?」
「具体的な体験学習の内容は?」など、
どんな些細な疑問でも構いません。
お子様とご一緒に、「生きる力」を育む
新しい学校の雰囲気をご覧ください。
進路の選択に、もう迷う必要はありません。
私たちがお子様の未来を全力でサポートします。

《最後に…》
松陰高等学校 高松校・丸亀校では
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に
お子さんにとっての
ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。
また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。
どんな子どもでも
さまざまな特性があります。
その特性は
子どもを苦しめるだけではなく
使い方を変えれば
大きな武器になるのです。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は
いつでもお気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を
ご自身でとれるようになりたい先生は
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も
お教えしています。
その場合もお気軽にお問い合せください。
では。。。
松陰高等学校 高松校・丸亀校
☎087-813-3781
✉info@kagawa-mirai.jp