心理士カウンセラーのブログ
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【不登校やグレーゾーンでも大丈夫!高校進学で「自分らしさ」を取り戻す方法とは?】
2025.07.24
「高校に進学したいけれど、今のウチの子に合う学校が見つかるだろうか…」
「不登校だったから、高校生活になじめるか不安…」
「みんなと同じペースで勉強できるか心配…」
もし今、このような不安を抱えているなら、
どうか一人で悩まないでくださいね。
広域通信制高校である松陰高等学校 高松校・丸亀校は、
多様な個性を持つ生徒たちが、
それぞれのペースで「自分らしさ」を取り戻し、輝ける場所です。
当校には、
「発達障がい」や「学習障がい(LD)」を抱える生徒
不登校を経験した生徒
感受性の高いHSC(Highly Sensitive Child)の生徒
そして不安障がいと向き合いながら日々を過ごす生徒など
本当に様々な背景を持つ子どもたちが在籍しています。
ここでは、そのような生徒がどのように
高校進学を通して「自分らしさ」を取り戻し、
自信を持って高校生活を送れるようになったのか、
その具体的な方法についてご紹介します。
不登校や、いわゆる「グレーゾーン」で悩んでいる方、
そしてその保護者の皆様にとって、この記事が希望の光となれば幸いです。

《従来の学校教育になじめないのは「あなたのせい」じゃない》
まず、お伝えしたいことがあります。
もしお子さんが、これまでの学校生活で困難を感じてきたとしても、
それは決して「お子さんのせい」ではありません。
日本の学校教育は、多くの生徒が
同じペースで同じ内容を学ぶ「一斉授業」が中心です。
このシステムは、特定の学習スタイルや
集団行動に適合しやすい子どもには適していますが、
一方で、以下のような特性を持つ子どもたちにとっては、
大きな負担となることがあります。
●発達障がい(ADHD、ASDなど):
集中力の維持が難しい、特定の感覚に過敏、社会的なコミュニケーション
が苦手など、特性に応じた配慮が必要。
●学習障がい(LD):
読み書き計算など特定の学習分野に困難があるものの、全体的な知的能力
には問題がないため、周囲に理解されにくい。
●不登校経験者:
学校での人間関係や学習面でのつまずき、いじめなどが原因で、
学校に通えなくなった経験から、再登校への強い抵抗感や不安を抱えている。
●HSC(Highly Sensitive Child):
感受性が非常に高く、光、音、匂いなどの刺激に敏感。
他者の感情を強く受け止めるため、集団生活で疲れやすい。
●不安障がい:
漠然とした不安感や緊張が常にあり、特定の状況でパニックになったり、
体調を崩したりすることがある。
これらの特性は、決して「個性」であり、問題ではありません。
しかし、一斉授業の中では、個々のニーズに合わせた柔軟な対応が難しく、
結果として子どもたちが孤立したり、自信を失ったりすることが少なくありません。
松陰高等学校 高松校・丸亀校では、
このような子どもたちの「困り感」に寄り添い、
それぞれの個性を尊重した教育を提供することで、
本人たちが本来持っている力を最大限に引き出すことを目指しています。

《松陰高等学校 高松校・丸亀校が提供する「自分らしさ」を取り戻すための3つの柱》
松陰高等学校 高松校・丸亀校では、
不登校やグレーゾーンの生徒たちが「自分らしさ」を取り戻し、
高校生活を謳歌できるよう、以下の3つの柱でサポートを行っています。
1. 「学びの多様性」を尊重した学習スタイル:自分のペースで、安心して学べる環境
松陰高等学校 高松校・丸亀校は、広域通信制高校であるため、
生徒一人ひとりの学習スタイルに合わせた柔軟な学びを提供しています。
(1) 個別指導・少人数制授業の充実
大人数の一斉授業では集中できない、質問しにくいと感じる生徒のために、
当校では個別指導や少人数制授業を重視しています。
先生との距離が近く、わからないことがあればすぐに質問できる環境が整っているため、
自分のペースでじっくりと学習に取り組むことができます。
(2) 自分に合った学習方法を選べる
登校日数を週に数回に限定し、残りの時間は自宅学習や自分のペースでの学習を進める
ことができます。これにより、体調や気分に波がある日でも、無理なく学習を継続する
ことが可能です。
また、レポート作成やスクーリング、単位認定試験など、多様な方法で学習成果を評価
するため、得意な方法で力を発揮できます。
(3) 基礎学力の定着を重視
中学時代の学習内容に不安がある生徒のために、基礎から丁寧に学ぶ機会を設けています。
つまずきの原因を一緒に見つけ、わかるまで何度でもサポートすることで、
着実に学力を向上させ、学習に対する自信を取り戻していきます。
2. 「心の安心」を育む丁寧なサポート:専門的な視点と温かい眼差しで寄り添う
不登校や不安を抱える生徒にとって、何よりも大切なのは「心の安心」です。
松陰高校では、生徒たちが安心して学校生活を送れるよう、専門的な知識を持った
スタッフが温かい眼差しでサポートします。
(1) 専門カウンセラーによる心のケア
学校には、生徒たちの心の状態に寄り添う専門カウンセラーが常駐しています。
日々の小さな悩みから、将来への不安まで、どんなことでも安心して相談できる環境です。
カウンセリングを通して、生徒たちは自分の感情を整理し、困難を乗り越える力を育んでいきます。
(2) 個別教育計画の作成と連携
発達障がいや学習障害を持つ生徒に対しては、生徒一人ひとりの特性に応じた個別教育計画(IEP)
を作成します。
教職員全体で情報を共有し、授業での配慮事項や学習方法の工夫、声かけの仕方など、
具体的なサポート内容を決定します。保護者の方々とも密に連携を取りながら、
生徒の成長を多角的に支えます。
(3) スモールステップでの登校支援
不登校経験のある生徒には、最初から毎日登校を強いることはありません。
まずは短時間の登校から始めたり、個別スペースで過ごしたりするなど、
生徒の状況に合わせてスモールステップで登校へのハードルを下げていきます。
学校に「行ってみようかな」と思える気持ちを大切にし、少しずつ活動範囲を広げていけるよう、
根気強くサポートします。
(4) 安心できる居場所づくり
休憩時間や昼食時も、生徒が安心して過ごせる居場所づくりを重視しています。
無理に集団の中に入れず、一人で過ごしたい時には静かなスペースを提供したり、
少人数で交流できる機会を設けたりと、生徒のニーズに応じた柔軟な対応を心がけています。
3. 「社会性」を育む多様な体験活動:体験を通して「できた!」を積み重ねる
松陰高等学校 高松校・丸亀校では、座学だけでなく、多様な体験活動を通して、
生徒たちが社会性を育み、自信を深める機会を数多く提供しています。
(1) マリンスポーツ体験:成功体験と達成感
瀬戸内海の豊かな自然を活かしたマリンスポーツ体験(例:SUP、カヌーなど)は、
生徒たちに大きな達成感と自信を与えます。初めての挑戦でも、インストラクターが
丁寧に指導するため、運動が苦手な生徒でも安心して参加できます。自然の中で体を
動かすことで、ストレスが軽減され、心身のリフレッシュにもつながります。
(2) カート体験:集中力と自己コントロール
スピード感あふれるカート体験は、集中力と自己コントロール能力を養う絶好の機会です。
運転技術の向上だけでなく、ルールを守ることや安全意識を高めることにもつながります。
普段は内向的な生徒が、カートに乗っている時だけは別人のように活き活きとした表情を
見せることもあります。
(3) 化石発掘体験:探求心と協調性
地道な作業の中で太古のロマンに触れる化石発掘体験は、生徒たちの探求心を刺激します。
集中して石を叩いたり、仲間と協力して化石を探したりする中で、粘り強さや協調性が
育まれます。
普段の授業では見られないような、生徒たちの真剣な表情や驚きの声に、私たち教職員も感動します。
(4) ボランティア活動や地域交流:社会とのつながり
地域のイベントへの参加やボランティア活動を通して、社会とつながる機会も積極的に
設けています。
他者との交流や貢献活動を通して、自己肯定感を高め、将来社会で活躍するための土台を
築いていきます。
これらの体験活動は、単なる「楽しいイベント」ではありません。
生徒たちが座学だけでは得られない成功体験を積み重ね、仲間との交流を通して
コミュニケーション能力を向上させ、自分自身の新たな可能性を発見する
貴重な機会なのです。

《先輩たちの声:「自分らしさ」を取り戻した物語》
実際に松陰高等学校 高松校・丸亀校で学んでいる先輩たちは、
どのように「自分らしさ」を取り戻したのでしょうか。
●Sさんの物語(不登校経験・HSC)
「中学の時は、周りの声や表情が気になって、教室にいるだけで疲れてし
まっていました。
でも、松陰高等学校 高松校に来てからは、自分のペースで学べるし、
先生も私の気持ちをすごく理解してくれるので、心が楽になりました。
特に、少人数での授業は、落ち着いて集中できるので、苦手だった数学
も少しずつわかるようになってきました。最近は、課外活動の陶芸体験
にも参加して、夢中になれることを見つけられて嬉しいです。」
●Kさんの物語(学習障がい・読み書きの困難)
「僕は文字を読むのがすごく苦手で、テストのたびに不安になっていました。
松陰高校では、先生が僕の読み書きのペースに合わせてくれて、
板書も工夫してくれます。レポートも口頭で説明させてもらえたり、
タブレットを活用してくれたり、僕に合った方法を一緒に考えてくれるので、
勉強が嫌じゃなくなりました。化石発掘体験では、図鑑で読んだ知識が役に立って、
友達に教えてあげられたことが、すごく自信になりました。」
●Yさんの物語(不安障がい)
「人前に出るのが怖くて、高校に行くこと自体が不安でした。
でも、松陰高等学校 丸亀校は、最初から無理しなくていいよ、と言ってくれて、
週に1回から登校を始められました。カウンセラーの先生と話す時間もあって、
少しずつ自分の気持ちを整理できるようになりました。
カート体験は、最初は怖かったけど、スピードを出すのが楽しくて、
夢中になれる自分を発見できました。
今は、卒業後の進路についても前向きに考えられるようになりました。」

《松陰高校で「自分らしさ」を取り戻すためのステップ》
もし松陰高等学校 高松校・丸亀校にご興味をお持ちいただけたら、
以下のステップで進学をご検討ください。
●Step 1:まずは資料請求・個別相談から
公式ウェブサイトから資料請求いただくか、直接お電話でお問い合わせください。
パンフレットや募集要項をご覧いただき、松陰高校の教育方針やカリキュラムについて
ご理解を深めていただければと思います。
また、個別相談会も随時開催しております。
お子様の状況や不安に感じていることなどを詳しくお伺いし、当校でどのようなサポート
ができるのか、個別にご説明させていただきます。
●Step 2:学校見学・体験授業への参加
実際の学校の雰囲気を感じていただくため、ぜひ一度、学校見学にお越しください。
教室や施設をご覧いただき、在校生の様子や先生方の温かい雰囲気を感じていただ
ければと思います。
また、可能であれば体験授業や体験活動への参加もおすすめです。
実際に授業を受けてみたり、体験活動に参加してみたりすることで、
松陰高校の学びのスタイルを肌で感じることができます。
●Step 3:入学手続き・個別教育計画の策定
入学が決まったら、生徒一人ひとりの特性やニーズに合わせた個別教育計画を
具体的に策定していきます。
保護者の方々とも密に連携を取りながら、最適な学習環境とサポート体制を整えていきます。
私たちは、入学前から卒業まで、生徒一人ひとりの伴走者として、全力でサポートをお約束します。
《最後に:子どもの未来は、子どもと親が描くもの》

不登校や、診断されていないけれど
生きづらさを感じている「グレーゾーン」のお子さん。
これまでの経験から、自信を失いかけているかもしれません。
しかし、お子さんの未来は、決して閉ざされていません。
松陰高等学校 高松校・丸亀校は、
お子さんが「自分らしさ」を取り戻し、
自分に合ったペースで学び、社会とつながり、
そして何よりも「楽しい!」と思える高校生活を送れるよう、
全力でサポートします。
私たちは、お子さんの個性を受け入れ、
お子さんの「できる」を応援します。
ぜひ一度、私たちにご相談ください。
お子さんの新しい高校生活を、一緒にスタートさせましょう。
《最後に…》
松陰高等学校 高松校・丸亀校では
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に
お子さんにとっての
ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。
また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。
どんな子どもでも
さまざまな特性があります。
その特性は
子どもを苦しめるだけではなく
使い方を変えれば
大きな武器になるのです。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は
いつでもお気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を
ご自身でとれるようになりたい先生は
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も
お教えしています。
その場合もお気軽にお問い合せください。
では。。。
松陰高等学校 高松校・丸亀校
☎087-813-3781
✉info@kagawa-mirai.jp