心理士カウンセラーのブログ
Psychological counselor Weblog
【「高校に行けるの?」から「この学校で良かった!」へ – 親子の体験談から学ぶ、松陰高等学校 高松校・丸亀校での成長ストーリー】
2025.11.27
中学校生活でつまずいてしまったり、
教室の雰囲気に馴染めなかったり、
学習面での困難さを感じていたり…。
今、このブログを読んでくださっている保護者様の多くは、
お子様の進路について、
夜も眠れないほどの不安を抱えていらっしゃるのではないでしょうか。
「うちの子、本当に高校に進学できるのでしょうか?」
「入学したとしても、通い続けられるのでしょうか?」
「卒業後の自立なんて、夢のまた夢に思えて…」
相談会では、涙ながらにそう語られるお母様、
お父様に数多くお会いしてきました。
しかし、断言させてください。
お子様には、必ず輝ける場所があります。
ここ、松陰高等学校 高松校・丸亀校には、
発達障がい(ASD、ADHDなど)、グレーゾーン、
学習障がい(LD)、HSC(ひといちばい敏感な子)、
そして中学校で不登校を経験した子どもたちがたくさん通っています。
そしてその子らは、独自のカリキュラムと温かいサポートの中で、
見違えるように成長し、笑顔で卒業していきます。
今回は、かつて皆さんと同じ悩みを抱えていた
保護者様と生徒たちの「実体験」をもとに、
不安が「安心」へ、そして「自信」へと変わっていく軌跡をご紹介します。

《なぜ、「普通の高校」が苦しいのか?子どもたちの抱える背景》
まず、お子様がなぜ今、学校生活に
困難を感じているのかを整理してみましょう。
決して「怠け」や「甘え」ではありません。
① 発達障がい・グレーゾーン・学習障がい(LD)の特性
集団行動が苦手だったり、
特定の教科だけ極端に理解が難しかったり、
空気を読むのが苦手だったり。
これらは脳の機能的な特性です。
一斉授業・一斉行動が基本の全日制高校では、
彼らの特性は「困ったこと」として扱われがちで、
自己肯定感を著しく低下させてしまいます。
② HSC(Highly Sensitive Child)の繊細さ
HSCのお子様は、光や音、人の感情に非常に敏感です。
教室のざわめきや、先生が他の生徒を叱る声を聞くだけで、
エネルギーを消耗しきってしまいます。
「学校に行くだけで疲れる」のは、
彼らが人の倍以上の情報を受け取ってしまっているからです。
③ 不登校の経験によるブランク
一度学校に行けなくなると、
「勉強が遅れている」「人の目が怖い」
「朝起きられない(起立性調節障がいなど)」
といった二次的な悩みが生まれます。
これが「高校進学への恐怖」に直結しています。
松陰高等学校 高松校・丸亀校は、
こうした「今の学校システムに合わないだけ」
の才能ある子どもたちのための受け皿です。
《松陰高等学校 高松校・丸亀校が選ばれる理由》
私たちの学校が、なぜ多くの「悩みを持つ親子」に選ばれ、
そして「通い続けられる」のか。
その秘密は、徹底した「個」への寄り添いにあります。
●その子に合わせた「マイペース」な登校スタイル
無理に毎日朝から来る必要はありません。
体調に合わせて午後から登校したり、
週数回の通学から始めたり。
スモールステップで「学校に行く」というハードルを下げます。
●勉強だけじゃない!自信を取り戻す「活動」
当校の最大の特徴は、多彩な活動です。
eスポーツ
イラスト・マンガ制作
プログラミング
クッキング
農業体験
ボランティア活動 など
机の上の勉強が苦手でも、
「ゲームなら誰にも負けない」
「絵を描くのが好き」という子はたくさんいます。
「好きなこと」を通して「認められる経験」を積むこと。
これが、傷ついた自己肯定感を回復させる特効薬です。
《【体験談】「この学校で良かった!」親子の軌跡》
実際に松陰高等学校 高松校・丸亀校を卒業し、
社会へ羽ばたいた生徒と保護者様のストーリーをご紹介します。
(※プライバシー保護のため、一部内容を加工しています)
Case 1:グレーゾーンで人間関係に悩み、不登校だったA君

【入学前】
中学校では「空気が読めない」と孤立し、中2から完全不登校に。
「高校なんてどうでもいい」と部屋に引きこもっていました。
お母様は「このまま社会に出られないのでは」と絶望していました。
【松陰高等学校 高松校での変化】
ゲームが好きだったA君は、eスポーツの活動に興味を持ち入学を決意。
最初は人と話すのを怖がっていましたが、同じゲーム好きな仲間とは自然と会話が弾むように。
先生たちはA君の「こだわりの強さ」を「集中力の高さ」として評価しました。
【保護者の声】
「先生方が息子の『できないこと』ではなく『できること』を見てくれました。
eスポーツ大会でチームメイトと協力する姿を見た時、涙が止まりませんでした。
今はIT系の専門学校で夢に向かって頑張っています。」
Case 2:HSCで教室の騒音が耐えられなかったBさん

【入学前】
成績は優秀でしたが、教室のガヤガヤした音や匂いに耐えられず、頭痛や腹痛を頻発。
保健室登校を続けていましたが、全日制高校への進学は体力的に無理だと諦めていました。
【松陰高等学校 丸亀校での変化】
静かな環境で学習できる個別ブースや、少人数制の授業を選択。
自分のペースで学習を進められるため、体調不良が激減しました。
また、繊細な感性を活かしてイラスト制作に没頭し、学校のパンフレットの挿絵を担当するまでに。
【保護者の声】
「『無理しなくていいよ』という学校の雰囲気が、娘には合っていたようです。
カウンセラーの先生がいつも気にかけてくださり、親の私にとっても心の支えでした。
あんなに学校を嫌がっていた娘が、卒業式で『楽しかった』と言ってくれたのが最高の思い出です。」
Case 3:学習障がい(LD)で勉強についていけなかったC君

【入学前】
読み書きに困難があり、中学校の授業は苦痛そのもの。
提出物が出せず、先生からは「やる気がない」と誤解され続けていました。
【松陰高等学校 高松校での変化】
タブレット学習を活用したり、口頭での回答を認めたりと、彼の特性に合わせた学習方法を提案。
学ぶことの楽しさを思い出し、レポート提出も順調に進みました。
さらに、手先が器用なことを活かして「ものづくり」のイベントで活躍。
自信をつけ、地元の製造業へ就職が決まりました。
【保護者の声】
「勉強ができない=ダメな人間だと思い込んでいた息子が、ここではヒーローになれました。
就職活動の面接練習も手厚くサポートしていただき、社会人として立派に働いています。」
《卒業後の進路決定率が高い理由》
通信制高校に対して、
「卒業はできても、その後の進路が決まらないのでは?」
という懸念を持たれる方もいます。
しかし、松陰高等学校 高松校・丸亀校は違います。
私たちは、単に「高卒資格」を取らせることだけを目標にしていません。
「社会で生き抜く力」を育むことをゴールにしています。
・ソーシャルスキルトレーニング: 人との距離感やマナーを実践的に学びます。
・キャリア教育: 職場見学やインターンシップを通じ、働くイメージを具体化します。
・進学・就職サポート: 大学・短大・専門学校への指定校推薦枠も多数あり、就職希望者には履歴書の書き方から徹底指導します。
発達障がいや不登校の経験があるからこそ、
その子らは「人の痛みがわかる」という強みを持っています。
その強みを活かせる場所を、私たちと一緒に探していきます。
《保護者様へ:まずは「親の安心」から始めませんか?》
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
お子様のことで悩み、自分を責めてしまっている保護者様へ。
どうか、一人で抱え込まないでください。
お子様の現状は、育て方のせいでも、
お子様の努力不足のせいでもありません。
ただ、環境が合っていなかっただけなのです。
環境が変われば、人は変わります。
水がなければ枯れてしまう植物も、
適切な水と光があれば、必ず花を咲かせます。
私たち松陰高等学校 高松校・丸亀校のスタッフは、
お子様の「伴走者」です。
カウンセラー担当のスタッフも常駐しており、
お子様だけでなく、保護者様の心のケアも大切にしています。
《今後のステップ》
まずは一度、学校の雰囲気を見に来ませんか?
お子様と一緒でなくても、保護者様だけの個別相談も大歓迎です。
「とりあえず話だけ聞いてみたい」
「うちの子の状態で通えるか確認したい」
「学費や就学支援金について知りたい」
どんな小さな疑問でも構いません。
私たちが、ご家族の「新しい一歩」を全力でサポートいたします。
「あの時、相談してよかった」
数年後、笑顔でそう言っていただける日が来ることを信じています。
《最後に…》
松陰高等学校 高松校・丸亀校では
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に
お子さんにとっての
ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。
また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。
どんな子どもでも
さまざまな特性があります。
その特性は
子どもを苦しめるだけではなく
使い方を変えれば
大きな武器になるのです。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は
いつでもお気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を
ご自身でとれるようになりたい先生は
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も
お教えしています。
その場合もお気軽にお問い合せください。
では。。。
松陰高等学校 高松校・丸亀校
☎087-813-3781
✉info@kagawa-mirai.jp