心理士カウンセラーのブログ

Psychological counselor Weblog

【夏休み特別企画】心理士/カウンセラーの仕事を知ろう!

2022.08.15

毎日、暑い日が続いています。

しかし香川県内は

少しずつ秋っぽくなってきているのではないでしょうか。

夏休みも後数日。

ダラダラ過ごしてしまった子ども達は

そろそろエンジンをかける準備が必要です。

さて、最近、学校説明会や授業体験会などで

将来、心理士やカウンセラーになりたい、

という声をいただきます。

中学校時代や高校時代、

色々な経験をした子は

きっとその経験を活かして

学校生活に対して悩みを抱えている子の

サポートをしたいんだと思います。

本当に素晴らしいことです。

今回は、この心理士/カウンセラーについて

お話させていただきます。

《心理系の資格ってあるの?》

心理士やカウンセラーとして

お仕事をしていくのであれば

資格は取得しておいた方が

良いでしょう。

では、一体どんな資格があるのでしょうか。

一般的にもっとも活用できる心理系の資格は

以下の2つになります。

公認心理師

臨床心理士

どこかでこの名称を

聞いたこともあるでしょう。

では、上記の2つの資格、

いったい何が違うのでしょうか。

もっとも大きな違いは

公認心理師 ▶ 国家資格

臨床心理士 ▶ 民間の資格

という点でしょう。

公認心理師は、2017年に施行された

「公認心理師法」に基づく「国家資格」です。

臨床心理士が「士」という文字を使うのに対し

公認心理師は「師」を使います。

「医師」も「看護師」も「師」

という文字を使うので、

教育分野だけでなく、

医療分野や福祉分野など

これからどんどん活躍の場が

広がっていくことでしょう。

楽しみです。

《公認心理師と臨床心理士の仕事ってどういうもの?》

公認心理師の業務内容は、

「心に問題を抱えている人の心理状態を観察し、その結果を分析する」

「心に問題を抱えている人の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行う」

「心に問題を抱えている人の関係者の相談に応じ、助言や指導、援助を行う」

「心の健康に関する知識の普及を図るための教育や情報を提供、発信する」

臨床心理士の業務内容は、

「心に問題を抱えている人の状況に合わせ、面接や観察、心理検査などで、その特徴や問題を知り、援助方針を判断する」

「必要に応じて臨床心理学的技法を用いて、問題の改善や精神の回復援助を行う」

「個人対象だけでなく、地域住民や学校、会社などに所属する人たちに向けた支援を行う」

となっています。

まとめると対象者は、

・心の問題を抱えている人

・心の問題を抱えている人の周囲など

になります。

例えば、不登校で悩んでいる子どもがいたとします。

心理士として

当然、その子どもの相談にのります。

しかし、同時にその関係者、

すなわち不登校の子どもの親や

その子どもの先生などの相談にものるといった感じでしょう。

そして、相談だけではなく

何が原因なのかを分析したり

原因を解決するための助言などをおこなうのです。

《心の問題を解決するためのこと》

心の問題を解決するために

心理検査

知能検査

を実施することもあるでしょう。

心理検査の中には

その子ども自身が気付いていない

「深層心理」を探り出すものもあります。

または、性格検査といって

本来はどういった性格かのかを

判断する検査もあります。

性格検査で本来の性格が

確認できたとしても

実際にその子ども自身が

その本来の性格通りの行動を

していなければ

偽りの自分を演じていることになり

結果として、

疲れてしまうということがあるのです。

《知能検査はなぜするの?》

このブログを読んでいる人の中には

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査

田中ビネー5検査

などをうけたことがある人も

いるでしょう。

WISC-Ⅳ検査やWISC-Ⅴ検査は

世界中で実施されている

とても有名な知能検査です。

この検査で

その人の能力が分かるのです。

運動で例えると分かりやすいのですが、

例えば、野球の試合に出る前に

・身体能力

・追視能力

などを測ったりするでしょう。

身体能力は

・走る

・飛ぶ

・投げる

・とる

などの能力につながります。

WISC-Ⅳ検査やWISC-Ⅴ検査は

野球で例えると上記のような能力が

分かるということです。

そして、その能力をもとに

今、抱えている問題や課題の原因を

考えていくのです。

《臨床公認心理師になるためには》

公認心理師は国家資格です。

そのため「国家試験」に合格する必要があります。

さらには、その国家試験を受験するにあたって

「受験資格」というものがあります。

具体的な受験資格は

その受験資格が得られる「大学」を卒業することです。

そのため公認心理師になるには

早い段階で

どの大学に進学すれば良いのかを考え

そして、その大学に合格するために

学習を進める必要があるのです。

なお、松陰高校 高松校・丸亀校では

資格取得に向けた相談にも

応じています。

興味がある人は

是非、一度、松陰高校 高松校・丸亀校を

訪ねてみてくださいね。

《最後に…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

WISC-Ⅳ(ウィスク4)の検査や

WISC-Ⅴ(ウィスク5)の検査結果を元に

お子さんにとっての

ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。

また、ご希望の方は、松陰高校 高松校・丸亀校でも

WISC-Ⅳ検査を実施しています。

どんな子どもでも

さまざまな特性があります。

その特性は

子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば

大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ 検査をもっと活かしたい方は

いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

お気軽にお問合せください。

では。。。

松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎087-813-3781

info@kagawa-mirai.jp

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