松陰ブログ

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夢への第一歩

2024.01.18

みなさんこんにちは松陰高校の平井です。

色々な成長を見せてくれた3年生も卒業を控え、

卒業後の生徒や先輩たちの進路について書きたいと思います。

今年の卒業生(現3年生)の進路は、

例年に比べて就職よりも大学及び専門学校へ進学する生徒が多いのが目立っています。

進学と言ってもその進路もさまざまで、

大学であれば「経済学部」、「農学部」、「教育学部」、「情報学部」、「外国語学部」、「薬学部」、「心理学部」、「社会学部」、「保健科学部」があり、

今年度は初めての薬学部の合格者が出ました。

専門学校では、「美容」、「動物」、「声優」、「看護」、「歯科医療」、「臨床工学」、「作業療法」など、

コロナ禍の影響もあってか医療や福祉の道を目指したい!

という生徒が多くいたのも嬉しかったですね!

もちろん就職でも、

香川県内外問わず様々な分野での就職が決まっています。

今回、特筆したい生徒は目標を夢とあきらめかけていた生徒の就職についてです。

Aさんは鉄道が大好きな生徒です。

見るのも、乗るのも、撮るのももちろん大好き。

時刻表や路線にも詳しく、たくさんの鉄道グッズも持っています。

1年生の時から、卒業後の進路についてはとても悩んでいました。

勉強やコミュニケーション、そして働くこと自体が不安。

1年生時から色々な進路ガイダンスや就職ガイダンス、職業説明会など

積極的に参加をしてきました。

でも自分に何が向いているのか、

どの道に進めばいいのか調べても調べても悩むばかり。

3年生になってもまだ悩み、時間はどんどん過ぎていきました。

そんな中、去年の7月1日は全国一斉に求人が開示され、

その中に鉄道会社の求人を見つけます。

その求人はAさんが大好きな鉄道の会社です。

大好きな鉄道の会社とはいっても、

その会社で仕事をするのは夢のまた夢と思っていたAさんはさらに不安な気持ちに。

「きっと受からない」

応募するかどうか保護者とも話し合いを重ねました。

一歩前に進みたい。

会社見学をしました。

憧れの会社の見学は緊張してふわふわしていたそうです。

そして、応募し履歴書、面接練習、適性検査の対策など出来る限りの準備を行い、いざ面接へ。

数日後、鉄道会社の方が松陰高校に直接、結果を持参してくれました。

結果は「内定!」

「これから彼に弊社として何が向いているか、何ができるか一緒に考えていければと思っています。」

と、すてきな言葉もいただくことができました。

Aさん、そして3年生の多くが、この春から夢の第一歩を踏み出します。

ぜひ、自分を信じ努力を続け、一歩ずつ成長を応援しています!

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