心理士カウンセラーのブログ

Psychological counselor Weblog

【不登校の子どもの対策について】

2020.12.26

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

不登校の児童生徒が

安心して通える体制を築き上げています。

今回は、不登校の児童生徒の原因と

松陰高等学校 高松校・丸亀校

での対策について

ご説明いたします。

《不登校の児童生徒の表面的な原因とは…》

一般的に、子どもが不登校になる

その理由や原因は

子どもによって各々異なる、

と思われがちです。

例えば、

・友人に悪口を言われた

・仲間外れにされた

・〇〇先生が気に入らない

など、です。

たいていの親御さんは

「そんなことで学校に行かない?」

「その程度のこと、誰にだってよくあるよ!」

という見解を持つでしょう。

しかし、本音はなかなか、

もしくは誰にも言わないでしょう。

または、特に「※HSC」の子どもなどは

自分自身でも

学校に行かないというか

行けない理由が分からない

ということがあります。

※「Highly Sensitive Child」の略称

日本語では「非常に敏感な子」

学校に行けない理由を言えない子は

自分自身のさまざまな面を

受け入れたくない、

という気持ちが

意識下もしくは無意識下に

働いていると思われます。

HSCの子どもは

本人さえも気づかない

さまざまなプレッシャーなどが

無意識下で身体に影響を及ぼし、

さらに思春期の心と身体の成長と相まって

自律神経等の活動が

乱れるのです。

そして、自律神経系の働きが

乱れた結果、

自律神経失調症や

起立性調節障害になるのです。

起立性調節障害の詳細については、

また別の記事でご説明しましょう。

子どもの不登校の理由や原因は

その子の能力的なところが

関係している場合があります。

それは、いったいどういう

ことなのでしょうか。

《子どもが不登校になる3つの原因》

子どもが不登校になる

その理由や原因は

大きく分けて3つになります。

その3つとは

・授業についていけない

・お友だちとのトラブル

・先生との相性

です。

または、

・興味が持てない授業

というものも原因のひとつに

加えても良いかもしれません。

授業についていけない子どもの

ほとんどは板書をとるのが苦手

だったりします。

WISC-IV(ウィスク4)検査でいうと

PSI(処理速度指標)が低い可能性があります。

ちなみに、WISC-IV(ウィスク4)検査を

実際に受けたいという方は

お気軽に、松陰高等学校 高松校・丸亀校に

ご連絡ください。

お友だちとのトラブルですが、

・〇〇くんがバカと言った

・〇〇くんが意地悪する

・みんなが無視をする

とかいう表面的なものではなく

その、該当する子どもの

能力を鑑みます。

分かりやすくいうと

お友だちとのトラブルは

・コミュニケーションの相違(ミスコミュニケーション)

・場の空気を読んでいない言動

・友人の気持ちを考慮しない言動

が原因である可能性があります。

例えば、お友だちとのトラブルの原因が

「コミュニケーションの相違」

かもしれない、

そう感じた場合、

能力的なその子ども課題とは

・聴覚的認知能力

・聴覚的記憶力

・語彙力

・抽象的な言語概念の認識

・一般常識力

・抽象的な言語形成

・言語概念の継続性

が挙げられます。

こういった能力が

子どもに備わっていないと

能力の不足

ミスコミュニケーション

友だちの言動

不登校

となるのです。

ちなみに、その能力の不足は

子どもの努力不足とかではありません。

だから、絶対に子どもを

責めないでくださいね。

例えば、有名アスリートに指導受けた誰もが

トップアスリートもしくは

オリンピック選手

になれる訳ではないですよね。

もって生まれた、能力というものが

人にはあるのです。

しかし、トレーニングはできます。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

前出の

・聴覚的認知能力

・聴覚的記憶力

・語彙力

・抽象的な言語概念の認識

・一般常識力

・抽象的な言語形成

・言語概念の継続性

を改善させるためのトレーニングを

行なっているのです。

その結果、ほとんどの子どもが

小中学校時代に不登校や引きこもりを

経験していても

松陰高等学校 高松校・丸亀校に登校し、

その後、ちゃんと卒業し、

大学や専門学校に進学したり

地元の企業に就職したり

しているのです。

さて、少々長くなってしまいました。

子どもが不登校になる原因の一つ、

「お友だちとのトラブル」

のまだ途中ですが、

続きは別の記事で書きましょう。

また、お子さんについての

ご相談はいつでも受け付けています。

お気軽に

松陰高等学校 高松校・丸亀校まで

ご連絡ください。

それでは、また。

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