心理士カウンセラーのブログ
Psychological counselor Weblog
【HSC・起立性調節障がいのある子も安心して通える高校とは】
2026.03.09

「朝、どうしても体が動かない我が子を前に
どう声をかければいいのか分からない」
「学校のざわめきや人間関係に疲れ果て
ボロボロになっている姿を見るのが辛い」
香川県内(高松市・丸亀市周辺)でも
こうした悩みを抱える中学生の親御さんから
多くのご相談が寄せられます。
特に近年、HSC(Highly Sensitive Child:ひといちばい敏感な子)や
起立性調節障がい(OD)という言葉が知られるようになりましたが、
現場である学校側の理解や受け入れ体制は、
まだ十分とは言えないのが現状です。
「このまま中学校を卒業して
高校に行けるのだろうか?」
「全日制の高校に入っても
また同じように苦しむのではないか?」
そんな不安で胸がいっぱいになっている親御さんへ。
長年、そのような子どもを卒業させていた教職員の視点から、
HSCや起立性調節障がいを持つお子様が、
自分を否定することなく、
安心して「普通高校卒業資格」を目指せる環境
について詳しくお話しします。

1. なぜ「普通の高校」が、この子たちにとって過酷なのか
まず知っていただきたいのは、
お子様が学校に行けないのは、
決して「根性がない」からでも「甘えている」からでもないということです。
◆ HSC(ひといちばい敏感な子)が抱える苦痛
HSCは病気ではなく、生まれ持った「気質」です。
全人口の約5人に1人が該当すると言われています。
彼らは脳の神経系が非常に繊細で、
以下のような刺激を人一倍強く受け取ります。
✅ 物理的刺激:教室のざわめき、蛍光灯の眩しさ、給食の匂い。
✅ 感情的刺激:先生が誰かを叱っている声(自分への叱責のように感じる)、クラス内のピリついた空気。
✅ 思考の深さ:一つのことを深く考えすぎるため、周囲のささいな言動に傷つきやすく、疲れやすい。
こうしたお子様にとって、大人数がひしめき合い、
管理教育が強い全日制高校は、
常に「戦場」にいるようなストレスを強いることになります。
◆ 起立性調節障がい(OD)が抱える物理的な壁
ODは自律神経の乱れによる身体疾患です。
✅ 朝、脳に血流が行かず、激しい立ちくらみや頭痛、倦怠感に襲われる。
✅ 午後になると少しずつ回復し、夜には元気になる。
この「夜には元気」という特徴が、
「サボり」や「昼夜逆転のわがまま」と誤解される最大の原因です。
しかし、本人は「行きたいのに体が言うことを聞かない」
という深い絶望の中にいます。
8時半からの登校を絶対とする全日制のシステムは、
彼らにとって物理的に不可能なハードルなのです。

2. 通信制高校という「安全地帯」を選択肢に
「通信制高校」と聞くと、かつては
「特別な事情がある人が行くところ」
というイメージがあったかもしれません。
しかし今は、「自分に合った環境を自分で選ぶ」
という前向きな選択肢として定着しています。
特に松陰高等学校 高松校・丸亀校のような通信制高校は、
HSCやODのお子様にとって、以下の3つの「安心」を提供できます。
① 時間の縛りからの解放(ODへの対応)
当校では、全日制のように「朝一番からの登校」を絶対としません。
午後からの登校や、体調に合わせた
スクーリング(対面授業)の調整が可能です。
朝、無理に体を起こすプレッシャーから解放されるだけで、
自律神経の回復が早まるケースも少なくありません。
「体調が良いときに行けばいい」という安心感が、
結果としてお子様の意欲を呼び起こします。
② 少人数・静かな環境(HSCへの対応)
大きな校舎に何百人も集まる環境ではなく、
落ち着いたアットホームな校舎で学習します。
HSCのお子様が最も恐れる「他人の視線」や「騒音」を最小限に抑え、
自分のペースでレポート(学習課題)に取り組めます。
静かな環境で、信頼できる大人(先生)と
少しずつ対話することから始められるのが、当校の大きな特徴です。
③ 精神的な伴走(心理サポート教職員の存在)
私自身、心理サポート教職員として多くの生徒を見てきましたが、
彼らに必要なのは「指導」ではなく「受容」です。
「昨日は来られなかったね」ではなく
「今日は会えて嬉しいよ」という声掛け。
「どうしてできないの?」ではなく
「どうすればやりやすいかな?」という対話。
自己肯定感が底をついてしまったお子様の心を、
ゆっくりと温め直すサポートを行います。
3. 松陰高等学校 高松校・丸亀校で手に入る「未来」
「通信制で、本当に卒業できるの?」
「その後の進路は?」という不安もあるでしょう。
◆ 確実な「普通高校卒業資格」
当校を卒業すれば、得られるのは
全日制高校と全く同じ「高等学校卒業」の資格です。
将来、大学受験や就職活動をする際に、
不利になることはありません。
むしろ、自分の特性と向き合い、
それを乗り越えて(あるいは共存して)卒業した経験は、
大きな強みになります。
◆ 学習障がい(LD)やグレーゾーンへの個別対応
HSCやODに加え、学習面での凸凹
(発達障がい・グレーゾーン)を抱えているお子様もいらっしゃいます。
当校では、レポート作成を
一人ひとりの理解度に合わせてサポートします。
「どこが分からないかが分からない」という状態から、
先生と一緒に一歩ずつ進めていけるため、
学習に対する苦手意識を少しずつ解消できます。

4. 香川県(高松・丸亀)の親御さんへ:今、大切にしてほしいこと
心理サポート教職員として、
日々悩まれている親御さんに伝えたいことが3つあります。
① 「普通」の枠を一度取り払ってみる
「みんなと同じように8時半に学校へ行く」ことが、
人生の正解ではありません。
お子様にとって今必要なのは、
「自分はここにいていいんだ」という安心感です。
② 専門家や「場所」を頼る
ご家族だけで抱え込むと、共倒れになってしまいます。
松陰高等学校 高松校・丸亀校のような、
多様な生徒を受け入れてきた実績のある場所に相談することで、
解決の糸口が見つかることが多々あります。
③ お子様の「敏感さ」を才能として捉える
HSCの敏感さは、将来、芸術、IT、福祉、
クリエイティブな分野で素晴らしい才能に変わります。
ODの経験は、体調管理や他人の痛みを理解する力に変わります。
今は苦しい時期ですが、この特性は「欠点」ではなく、
その子の「ギフト」なのです。
5. まずは、一歩だけ踏み出してみませんか?
松陰高等学校 高松校・丸亀校では、
無理に「学校に来させる」ことはしません。
まずは親御さんだけでのご相談も歓迎しています。
✅ 校舎の雰囲気を見てみたい。
✅ 今の体調で、具体的にどうやって単位を取っていくのか知りたい。
✅ 他のHSCやODの生徒たちが、どうやって過ごしているか聞きたい。
どんな些細な疑問でも構いません。
私たちは、お子様が「学校が怖い場所」から
「自分を認めてくれる場所」へとイメージを変えていけるよう、
ゆっくりと伴走させていただきます。

《まとめ:未来は、今この瞬間から変えられる》
「未来が見えない」と嘆く必要はありません。
お子様に合った環境を選び直すことは、
決して逃げではなく、「自分らしく輝ける場所への移動」です。
高松・丸亀の地で、お子様が笑顔を取り戻し、
自分のペースで未来を描き出す。
そのお手伝いを、私たち松陰高等学校 高松校・丸亀校にさせてください。
《補足…》
松陰高等学校 高松校・丸亀校では
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に
お子さんにとっての
ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。
また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。
どんな子どもでも
さまざまな特性があります。
その特性は
子どもを苦しめるだけではなく
使い方を変えれば
大きな武器になるのです。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は
いつでもお気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を
ご自身でとれるようになりたい先生は
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も
お教えしています。
その場合もお気軽にお問い合せください。
では。。。
松陰高等学校 高松校・丸亀校
☎087-813-3781
✉info@kagawa-mirai.jp