心理士カウンセラーのブログ
Psychological counselor Weblog
【今、未来が見えない我が子と、その未来を信じたい保護者様へ】
2026.01.15
「明日こそは学校に行くから」
その言葉を信じて用意した制服やカバンが、
翌朝、また静かに部屋の隅に残されている。
そんな光景を前に、胸を締め付けられるような思いで
朝を迎えられている親御さんは、
香川県内にも決して少なくありません。
高松市、丸亀市、そしてその周辺にお住まいの
多くの中学生の保護者様から、
私たちは日々、切実なご相談をいただきます。
「この子の将来はどうなってしまうのか」
「高校くらいは出ておかないと、社会に出られないのではないか」
「なぜ、うちの子だけがこんなに苦しんでいるのか」
暗いトンネルの中にいるような毎日のなかで、
出口を探し続けている保護者様へ。
松陰高等学校 高松校・丸亀校の一職員として、
そして教育の現場に立つ者として、
今伝えたいメッセージがあります。

《1. 「動けない」のは、心が命を守ろうとしているサイン》
まず最初にお伝えしたいのは、お子様が学校に行けない、
あるいは朝起きられないといった状況は、
決して「怠け」や「甘え」ではないということです。
私たちは多くの生徒たちと接する中で、
彼らが抱える目に見えない「生きづらさ」を目の当たりにしてきました。
● HSC(Highly Sensitive Child)の繊細さ
最近、注目されるようになった「HSC(ひといちばい敏感な子)」。
彼らは周囲の感情や音、光、場の空気を人一倍敏感に察知します。
教室という大勢の人間がひしめき合う空間は、
彼らにとって戦場のような刺激に満ちており、
ただ座っているだけでエネルギーを使い果たしてしまうのです。
● 起立性調節障がい(OD)という体の悲鳴
朝、どうしても起きられない。
無理に起こそうとすると激しい頭痛やめまいに襲われる。
これは自律神経の不調による身体疾患です。
「やる気」の問題ではなく、
血圧が上がらず脳に血が回らないという物理的な困難です。
● 発達特性と「グレーゾーン」の葛藤
軽度の発達障がいや、診断名はつかないものの
特性を持つ「グレーゾーン」の子どもたちは、
集団生活の中で「なぜ自分だけみんなと同じようにできないのか」
という自己否定感に晒され続けています。
学習障がい(LD)がある場合、
板書や読み書きの苦痛は想像を絶するものです。
これらの要因が重なり合い、限界を迎えたとき、
子どもは「動けなくなる」ことで自分を守ろうとします。
それは、心がこれ以上壊れないための防衛本能なのです。
《2. 通信制高校という選択肢は「妥協」ではない》
「全日制に行けなかったから通信制」
もし、そんなふうに思われているとしたら、
どうかその考えを少しだけ変えてみてください。
現代の通信制高校、特に松陰高等学校 高松校・丸亀校は、
「失った自信を取り戻し、自分らしい生き方を再構築するための再起の場所」です。
●普通高校卒業資格の重要性
当校を卒業することで得られる資格は、
全日制高校と全く同じ「高等学校卒業」の資格です。
大学進学、専門学校への入学、就職において、
差別されることは一切ありません。
「未来への切符」を、お子様のペースに合わせて
確実に手に入れることができるのです。
●「学校に合わせる」から「自分に合わせる」へ
全日制高校の多くは、一律のカリキュラム、
一律の登校時間を生徒に強います。
しかし、そこからこぼれ落ちてしまった子どもたちに必要なのは、
「自分に学校を合わせる」という逆転の発想です。
✅ 体調が良い午後から登校する
✅ 人が少ない時間にレポートを進める
✅ 自分の好きなことに没頭する時間を確保する
こうした柔軟な環境こそが、
傷ついた子どもたちの心を癒やす特効薬になります。

《3. 松陰高等学校 高松校・丸亀校が大切にしている「3つの柱」》
松陰高等学校は、ただ勉強を教えるだけの場所ではありません。
お子様が「自分はここにいていいんだ」と実感できる
居場所(サードプレイス)であることを最優先にしています。
① 個別性を尊重した学習サポート
「学習障がいがあって漢字が書けない」
「数学の特定の分野でパニックになる」
そんな不安があっても大丈夫です。
当校では、一人ひとりの理解度や特性に合わせた
個別指導に近い形でレポート学習を支えます。
誰かと比べるのではなく、昨日の自分より一歩進めたことを、
スタッフ全員で承認します。
② プロのカウンセラーによる心のケア
私は広報担当であると同時に、
カウンセラーとして生徒や保護者様の声に耳を傾けています。
「今日は話したくない」という日があってもいい。
「ただ誰かにそばにいてほしい」という時があってもいい。
生徒の心の波を否定せず、そのまま受け止める。
その安心感が、やがて自発的に動き出すエネルギーへと変わります。
③ 香川県という地域に根ざした安心感
高松校、丸亀校ともに、地元の特性を
理解したスタッフが揃っています。
地元の進学先情報や就職事情にも精通しており、
卒業後の進路を具体的にイメージできるようサポートします。
「遠くの知らない学校」ではなく、
「地域で見守ってくれる母校」であることが、私たちの誇りです。

《4. 「グレーゾーン」の子どもたちが輝く場所》
今の教育制度の中では、どうしても「平均」から
外れることが「欠点」と捉えられがちです。
しかし、発達障がいの特性やグレーゾーンの性質を持つ子どもたちは、
往々にして特定の分野で驚くべき集中力や創造性を発揮します。
✅ 好きなゲームやアニメの知識なら誰にも負けない
✅ 絵を描くこと、音楽を作ることへのこだわりが強い
✅ 非常に論理的な思考ができる
私たちは、彼らの「できないこと」を埋める作業に時間を費やすのではなく、
「できていること」「好きなこと」を伸ばすことに注力します。
自信を一つ持てれば、苦手なことへの向き合い方も変わります。
松陰高等学校 高松校・丸亀校は、
その「自信の種」を見つけるための温室のような場所でありたいと考えています。
《5. 保護者の方へ:親御さん自身の「心の荷物」を下ろしてください》
お子様が不登校や困難を抱えると、
多くの保護者様は自分を責めます。
「自分の育て方が悪かったのではないか」
「もっと早く気づいてあげればよかった」
そして、周囲の親戚や近所の目が気になり、
家庭内が重苦しい空気に包まれてしまう。
不登校担当教員として、私は親御さんにこう伝えています。
「まず、お父さん、お母さんが笑顔を取り戻してください」
子どもは、親の表情を驚くほど敏感に読み取ります。
親が「この子の将来は真っ暗だ」と絶望していると、
子どもは「自分のせいで親を不幸にしている」と感じ、ますます動けなくなります。
松陰高等学校 高松校・丸亀校に相談に来られることで、
親御さん自身の不安が少しでも軽くなることを願っています。
「ここなら大丈夫かもしれない」という小さな希望が
親御さんの中に芽生えたとき、それは確実にお子様にも伝わります。
《6. 具体的なステップ:卒業までの道のり》
不安を具体的に解消するために、
松陰高等学校 高松校・丸亀校での生活をイメージしてみましょう。
1. 相談・見学: まずはお電話やメールでご相談ください。
学校の雰囲気を感じていただくだけでも構いません。
2. 自分のペースで登校開始: 週に1回でも、月に数回でも、お子様の体調に合わせてスタートできます。
3. レポート学習(添削指導): 難しい課題も、先生と一緒に進めるので安心です。
4. スクーリング(面接指導): 必要な授業を受けます。少人数制なので、大人数が苦手な子も安心です。
5. 単位修得・進級: 試験も、普段の学習の成果を確認するものです。過度なプレッシャーはありません。
6. 卒業: 3年間(転入の場合は前籍校の期間を含む)で、普通高校卒業資格を手にします。
このプロセスの間、常にカウンセラーや教職員が寄り添い、
メンタル面のサポートを継続します。
《7. 「未来」は、今この瞬間から作り直せる》
タイトルに込めた「未来が見えない我が子」という言葉。
それは、「今の延長線上に未来を描けない」
という意味ではないでしょうか。
これまでの学校生活、これまでの苦しみ。
それらをすべて引きずったまま未来を見ようとすれば、
足元が暗くなるのは当然です。
しかし、環境を変え、接する大人を変え、評価の基準を変えることで、
未来はまったく別の形で見え始めます。
松陰高等学校 高松校・丸亀校を卒業していった先輩たちの多くが、
かつては「未来なんてない」と絶望していた子どもたちでした。
彼らは今、大学で心理学を学んだり、
専門学校でデザインを磨いたり、
地元企業で自分らしく働いたりしています。
彼らが変わったのは、彼らが特別だったからではありません。
「自分を認めてくれる場所」に出会えたからです。

《8. 松陰高等学校 高松校・丸亀校からのメッセージ》
不登校や発達障がい、起立性調節障がいといった壁は、
決して「人生の終わり」ではありません。
それは、「これまでのやり方では、この子の良さが活かせない」
というサインに過ぎません。
私たちは、そのサインを大切に受け止め、
新しい扉を一緒に開ける準備ができています。
香川の空の下、高松の街で、丸亀の穏やかな空気の中で、
お子様が本来持っている輝きを取り戻す、そのお手伝いをさせてください。
「うちの子でも大丈夫でしょうか?」
その問いに対する私たちの答えは、いつだって同じです。
「はい、大丈夫です。」
「一緒に考えていきましょう。」
《次のステップとして》
まずは、お子様の今の状況をじっくりお聞きする
「個別相談」をご活用ください。
学校に来るのが難しいお子様のために、
まずは保護者様だけでのご来校も歓迎しております。
「個別相談の空き状況を確認する」
または
「学校の雰囲気がわかる資料を請求する」
ことから始めてみませんか?
私たちは、保護者様とお子様の「未来を信じる力」を、
全力でサポートすることをお約束します。
《補足…》
松陰高等学校 高松校・丸亀校では
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に
お子さんにとっての
ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。
また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。
どんな子どもでも
さまざまな特性があります。
その特性は
子どもを苦しめるだけではなく
使い方を変えれば
大きな武器になるのです。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は
いつでもお気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を
ご自身でとれるようになりたい先生は
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も
お教えしています。
その場合もお気軽にお問い合せください。
では。。。
松陰高等学校 高松校・丸亀校
☎087-813-3781
✉info@kagawa-mirai.jp