心理士カウンセラーのブログ

Psychological counselor Weblog

【「ふつう」の進路にとらわれない、わが子だけの選択肢】

2025.12.16

お子さまの成長を見守る中で、

「うちの子は、どうしてこんなにも生きづらそうなんだろう」

と感じたことはありませんか。

学校生活に馴染めない、朝起きられない、

集団の中で強いストレスを感じる、

人と同じように振る舞うことが難しい

その原因が、もしも発達障がい(ASDやADHDなど)、

その傾向があるグレーゾーン、

あるいは強い感受性を持つHSC(Highly Sensitive Child)、

心と体のバランスが崩れやすい起立性調節障がい(OD)、

そしてそれらが引き金となってしまった不登校といった、

様々な要因によるものだったとしたら、

保護者様の心労はいかばかりかと拝察いたします。

「普通」とされる高校生活の枠組みの中で、

わが子が苦しむ姿を見るのは、

親として何よりも辛いことです。

そして、「このままでは高校卒業資格すら危ういのではないか」

「大学や専門学校、就職といった未来の扉は閉ざされてしまうのではないか」と、

深い不安に苛まれることもあるでしょう。

しかし、どうかご安心ください。

私たち、松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

そのような困難を抱えるお子さまたちが、

「普通」の高校卒業資格を手にし、

その先の希望に満ちた進路へと羽ばたいていくための、

「稀有で確かな道筋」を提供できる学校です。

この記事を通して、松陰高等学校 高松校 丸亀校がどのようにして、

一般的な高校では対応が難しいとされるお子さまたちの

「生きづらさ」を理解し、彼らが自らのペースで学び、

未来を切り拓く力を育んでいるのかを、

具体的な考え方や教育環境とともにお伝えしてまいります。

お子様の将来に対する不安を、

少しでも希望に変えるきっかけとなれば幸いです。

《「多様性」を真に受け入れる教育環境の哲学》

松陰高等学校 高松校・丸亀校の最も大きな特徴は、

一人ひとりの生徒が持つ「多様性」を、

単なる特別な配慮の対象としてではなく、

その子自身の個性として受け入れ、

尊重するという教育哲学にあります。

一般的な全日制高校では、

集団行動や一律のカリキュラムが重視されるため、

発達の特性や体調の波に合わせた

柔軟な対応が難しいのが現実です。

朝の登校時間に合わせられない起立性調節障がいのお子さま、

聴覚過敏や視覚情報過多で教室に居続けることが困難な発達障がいのお子さまにとって、

既存の学校システムは大きな壁となりがちです。

私たちは、通信制高校という形式を最大限に活用し、

「登校日数や時間割の柔軟性」を確保しています。

これは単に「休んでも良い」ということではなく、

「自分の体調と心の状態に合わせて、

最も学習効果が高まるタイミングで学ぶことができる」という、

学習環境の最適化を意味します。

例えば、午前中は体調が優れない生徒には午後からの登校を勧め、

集団が苦手な生徒には、個別のブースでの学習や、

オンラインでの指導も選択肢として提供します。

この柔軟な対応の裏側には、

お子さまの特性や困難を深く理解しようとする教員の存在があります。

私たち教員は、「発達心理学や特別支援教育に関する深い知見」を持ち、

表面的な行動だけでなく、

その行動の背後にあるお子さまの「声」に耳を傾けることを徹底しています。

不安のサイン、体調の不調、集団への恐怖など、

言葉にならないシグナルを敏感に察知し、

その都度、生徒本人や保護者様と密に連携を取りながら、

最善の学習計画と生活支援プランを調整していきます。

この個別最適化された環境と、

専門性の高い教員のサポート体制こそが、

松陰高等学校 高松校・丸亀校が、

他校では卒業が困難とされたお子さまたちをも確実に卒業へと導ける、

決定的な理由なのです。

《「ふつう」の高校卒業資格は、未来へのパスポート》

「通信制高校」と聞くと、

その卒業資格が全日制高校のものと比べて劣るのではないか、

将来の進路に不利になるのではないか、

といった疑問や懸念を持たれる保護者様もいらっしゃるかもしれません。

しかし、松陰高等学校 高松校・丸亀校で取得できるのは、

文部科学省が認める正式な「高等学校卒業資格」であり、

これは全日制高校の卒業資格と何ら変わりありません。

この「ふつう」の卒業資格の価値は、

お子さまが大学、専門学校への進学、

あるいは就職といった、社会のメインストリームに進むための

確かなパスポートとなる点にあります。

特に、発達障がいやグレーゾーンのお子さまにとって、

大学進学は、興味のある分野を深く探求し、

自らの個性を強みへと変える大きなチャンスとなり得ます。

また、専門学校での専門技術の習得は、

将来の安定した職業生活に直結します。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

単に卒業させることだけを目標にしているわけではありません。

卒業後の進路を具体的に見据え、

その進路に必要な学力やスキルを、

生徒一人ひとりのペースに合わせて養うための

「進路指導体制」を充実させています。

例えば、大学進学を希望する生徒に対しては、

受験科目の基礎力定着から応用力の養成までを、

個別指導や少人数クラス形式でサポートします。

不登校経験がある生徒や、

これまで集団での学習に馴染めなかった生徒にとって、

自分の理解度に合わせて質問しやすい環境、

そして焦らずじっくりと取り組める時間は、

学力を向上させる上で不可欠です。

私たちは、「無理のない学習」が「確かな学力」につながるという信念のもと、

きめ細やかな学習支援を実施しています。

その結果、松陰高等学校 高松校・丸亀校の生徒たちは、

一般入試、推薦入試など、多様な形で大学や専門学校への進学を実現しています。

卒業資格は、「自己肯定感の向上」「未来の選択肢を広げるための土台」なのです。

《 保護者様との「伴走」が実現する安心感》

お子さまの困難は、同時に保護者様自身の孤立や

疲弊へと繋がることが少なくありません。

これまでの学校生活で、お子さまの特性が理解されず、

学校側とのコミュニケーションに苦労された経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

保護者様との密接な「伴走」体制を、

教育活動の重要な柱として位置づけています。

私たちは、お子さまを取り巻く環境を最適化するためには、

ご家庭との情報共有と連携が不可欠であると考えます。

お子さまの学校での様子や学習の進捗だけでなく、

家庭での様子、体調の変化、

そして保護者様ご自身の心境に至るまで、

定期的な面談や電話連絡を通じて、

きめ細かく情報交換を行います。

特に、起立性調節障がいで体調の波が大きいお子さまや、

HSCで外部の刺激に敏感なお子さまの場合、

学校と家庭での対応の一貫性が、

お子さまの安心感と安定した生活を送る上で極めて重要になります。

また、私たちは単なる情報交換に留まらず、

保護者様が抱える「子育ての悩みや不安」を共有し、

共に解決策を探るパートナーでありたいと考えています。

教員が持つ発達特性に関する専門的な視点や、

数多くの生徒を支援してきた経験から得られた知見を基に、

家庭での声かけや接し方についての

アドバイスを提供することもあります。

保護者様が「自分だけが頑張っているのではない」と感じられること、

そして「学校がわが子を本当に理解してくれている」という安心感が、

お子さまの成長を力強く後押しします。

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

お子様だけでなく、ご家族全体の安心を

サポートする場所でありたいと願っています。

《「ふつう」のレールを降りた先に広がる、わが子だけの「特別」な才能》

不登校や集団生活の困難を経験したお子さまの中には、

学校の成績表には現れない、豊かな個性や才能、

あるいは深い洞察力を持っているケースが非常に多く見受けられます。

発達障がいの特性は、

しばしば「できないこと」として捉えられがちですが、

それは「尖った才能」の裏返しであることも少なくありません。

例えば、特定の分野への異常な集中力、

論理的思考力、独特な感性、または優れた記憶力などです。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

生徒たちが「ふつう」のカリキュラムにとらわれることなく、

自分の「好き」や「得意」を深掘りできる機会を提供しています。

全日制高校のように一律の活動を強制するのではなく、

生徒が興味を持った分野について深く探求できるような、

柔軟な学習アプローチを奨励しています。

例えば、IT、芸術、プログラミング、特定の文化研究など、

生徒の関心に応じた学びを取り入れることで、

「学習意欲の向上」と「自己肯定感の回復」を促します。

不登校を経験したお子さまが、

再び自信を取り戻すためには、「自分には価値がある」

「自分は社会に貢献できる」と感じられる実感を積み重ねることが重要です。

私たちは、生徒一人ひとりの「特別」な才能を見つけ出し、

それを伸ばすための環境と機会を提供することで、

将来の進路選択においても、

その才能を活かせるような道を共に探します。

卒業後の進路が大学や専門学校であれ、

あるいは就職であれ、「自分らしい生き方」を

見つけるためのサポートこそが、私たちの使命であると考えています。

《未来への扉を開くために:今、保護者様にできること》

ここまで、松陰高等学校 高松校・丸亀校の教育理念と

具体的な支援体制についてお話しさせていただきました。

もし、今、お子さまの進路について

深い悩みを抱えていらっしゃるなら、

私たち松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

その悩みを共に背負い、お子様の未来を切り拓く

お手伝いをしたいと強く願っております。

大切なのは、「ふつう」の進路のレールに

無理やり押し込もうとすることではなく、

「わが子にとって、今、何が最も必要なのか」、

そして「わが子の持つ可能性を最大限に引き出すためには、

どのような環境が最適なのか」という視点を持つことです。

高校卒業資格は、その後の人生の選択肢を

大きく広げるための最低限の土台です。

そして、その土台を、「心身ともに健康でいられる環境」で築くことが、

何よりも重要です。

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

発達障がい、グレーゾーン、不登校、HSC、起立性調節障がいといった

様々な困難を持つお子さまたちが、

安心して学び、自立への一歩を踏み出すことができる、

「安全基地」でありたいと思っています。

私たちは、お子様一人ひとりのペースを尊重し、

焦らず、しかし着実に、未来への道を共に歩んでまいります。

不安や疑問を抱えたままでいる必要はありません。

まずは、私たちの学校の雰囲気、教育方針、

そして教員の思いを直接感じていただきたいのです。

私たちは、個別相談会や学校説明会を随時開催しております。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

お子さまの「生きづらさ」を乗り越え、

「わが子だけの選択肢」を見つける旅を、

松陰高等学校 高松校・丸亀校が責任を持ってサポートいたします。

お子様の未来は、今、保護者様が踏み出す一歩から始まります。

《最後に…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に

お子さんにとっての

ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。

また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。

どんな子どもでも

さまざまな特性があります。

その特性は

子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば

大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は

いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を

ご自身でとれるようになりたい先生は

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も

お教えしています。

その場合もお気軽にお問い合せください。

では。。。

松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎087-813-3781

✉info@kagawa-mirai.jp  

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