心理士カウンセラーのブログ

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【「グレーゾーン」の子にこそ体験させたい!-社会とつながる高校生活】

2025.09.14

「うちの子、なんだか生きづらそう…」

お子さんの学校生活や人間関係を見て、

そう感じたことはありませんか? 

周りの子と同じように振る舞うことが難しかったり、

特定のことに極端にこだわったり、

かと思えば、

周りのわずかな変化に過敏に反応して疲れ果てていたり…。

いわゆる発達障がいや学習障がい(LD)、

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)、

HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)

といった特性を持つお子さん。

そして、診断こそついていないものの、同様の特性を持ち、

日々の生活に困難を抱えている「グレーゾーン」と呼ばれるお子さん。

その子たちは決して「ダメな子」ではありません。

ただ、少しだけ、周りと違う「感覚」や

「才能」を持っているだけなのです。

松陰高等学校 高松校・丸亀校には、

そんな「生きづらさ」を抱えた生徒たちが

たくさん在籍しています。

そして、皆、高校生活の中で様々な経験を積み、

自分の才能を開花させ、自信を持って社会へと巣立っていきます。

ここでは、松陰高等学校 高松校・丸亀校が

「グレーゾーン」の子たちにこそ体験してほしいと考える

「社会とつながる高校生活」について、

その具体的な取り組みと、そこから生まれる未来についてお伝えします。

《なぜ「グレーゾーン」の子どもは生きづらさを感じるのか?》

まず、なぜ「グレーゾーン」の子どもたちは、

学校生活で困難を感じやすいのでしょうか? 

子ども達が抱える特性を理解することが、

子ども達の未来を拓く第一歩となります。

多くの子どもは、以下のような特性を

複合的に持っていることが少なくありません。

コミュニケーションの難しさ

 相手の意図を汲み取ることが苦手だったり、

自分の考えをうまく言葉にできなかったり。

空気を読むのが苦手なため、集団生活で孤立してしまうことがあります。

感覚過敏・感覚鈍麻

 大きな音や強い光、特定の匂いに耐えられなかったり、

逆に痛みや温度に気づきにくいといったことがあります。

学校のざわざわした環境や、制服の素材などがストレスの原因となることもあります。

こだわりの強さ

 自分の興味のあることにはとことん集中できますが、

そうでないことには全く手がつかなかったり。

決まった手順やルールから外れることを嫌い、パニックになることもあります。

学習の凸凹

 特定の教科は驚くほど得意なのに、他の教科は全く理解できないといった

「学習の凸凹」があることがあります。

特に、漢字の書き取りや計算など、反復練習を必要とする学習で

つまずきやすい傾向にあります。

しかし、これらの特性は決してマイナス面だけではありません。

コミュニケーションが苦手な分、

論理的に物事を考える力に長けていたり、

感覚が鋭いからこそ、芸術的な才能や他者の感情を

深く理解する才能を持っていたりします。

また、こだわりの強さは、

一つのことを極める力へとつながります。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では、

これらの特性を「個性」や「才能」として捉え、

生徒一人ひとりが持つ強みを最大限に引き出すサポートをしています。

《2.松陰高等学校が提供する「社会とつながる」ための授業・イベント》

松陰高等学校 高松校・丸亀校が目指すのは、

ただ卒業させることではありません。

生徒たちが卒業後、社会の一員として自立し、

自分らしく輝いて生きていくための「土台づくり」です。

そのために、私たちは通常の授業に加えて、

生徒たちが社会とつながるための多様な体験を提供しています。

(1) 生徒一人ひとりに合わせた「個別指導」

一般的な高校のような一斉授業だけではなく、

生徒一人ひとりのペースや理解度に合わせて

個別の学習計画を立てます。

得意な分野はどんどん先に進み、

苦手な分野は時間をかけてじっくりと取り組みます。

また、ただ勉強を教えるだけでなく、

生徒との対話を重視しています。

今日あった出来事、将来の夢、不安なこと…。

授業以外の時間も、生徒たちの心の声に耳を傾けることで、

子ども達が抱える不安を軽減し、自己肯定感を育みます。

(2) 「働く」を体験する!ユニークな職業体験

松陰高等学校 高松校・丸亀校の大きな特徴の一つが、

地域と連携した多様な職業体験です。

▶カフェでの職業体験:

接客やレジ打ち、商品陳列などを体験します。

お客様とのやりとりを通じて、コミュニケーション能力を実践的に身につけます。

▶農家での職業体験:

作物の種まきから収穫までを体験します。

土に触れ、作物を育てることで、自然の恵みや働くことの尊さを学びます。

▶企業でのインターンシップ:

 IT企業やデザイン会社など、生徒の興味や才能に合わせた企業で、実際の仕事を体験します。

将来の職業選択のヒントを得るとともに、社会人としてのマナーやチームワークを学びます。

これらの体験は、単なる「お仕事ごっこ」ではありません。

失敗を恐れずに挑戦する勇気、人に感謝される喜び、

そして自分の役割を果たす責任感など、

机の上だけでは学べない、生きた力を育みます。

(3) 成功体験を積み重ねる!クラブ活動やボランティア

「何かに夢中になること」は、自己肯定感を育む上で非常に重要です。

松陰高等学校 高松校、丸亀校では、

様々なクラブ活動やボランティア活動を通して、

生徒たちが得意なことを見つけ、

成功体験を積み重ねる機会を提供しています。

▶eスポーツクラブ:

ゲーム好きの生徒たちが集まり、チームで戦略を練り、大会にも出場します。

ゲームを通じて、論理的思考力やチームワークを養います。

▶美術クラブ:

絵を描くことが得意な生徒たちが集まり、自由に作品を制作します。

自分の才能を表現することで、自信をつけ、自己肯定感を高めます。

▶地域ボランティア:

地域の清掃活動やイベント運営に参加します。

社会の一員として貢献する喜びを知り、地域の人々と交流することで、社会性を育みます。

これらの活動は、生徒たちが「自分にはできることがあるんだ!」

と気づき、自信を持つための大切なステップとなります。

《3.卒業生は今、社会で輝いている!》

松陰高等学校 高松校・丸亀校を卒業した生徒たちは、

今、様々な分野で活躍しています。

▶A君(発達障がい):

入学当初は、人と話すのが苦手で、いつも下を向いていました。

しかし、eスポーツクラブに入部し、チームの司令塔として活躍する中で、

コミュニケーション能力が飛躍的に向上。

卒業後は、プログラミングの専門学校に進学し、現在はIT企業でプログラマーとして働いています。

▶Bさん(HSC):

周りのわずかな変化に過敏に反応してしまい、集団生活に馴染めませんでした。

しかし、地域ボランティアに参加する中で、

高齢者施設のお年寄りの些細な変化に気づく才能が開花。

卒業後は、介護福祉士の専門学校に進学し、現在は介護施設で、その才能を活かして働いています。

▶Cさん(グレーゾーン):

特定の教科に極端な「学習の凸凹」があり、高校生活に不安を抱えていました。

しかし、松陰高等学校 高松校の個別指導で、得意な美術を徹底的に伸ばすことに成功。

卒業後は、デザイン系の専門学校に進学し、現在はフリーランスのイラストレーターとして活躍しています。

彼ら彼女らの成功は、決して特別なことではありません。

松陰高等学校 高松校・丸亀校で、自分の才能を認め、

それを伸ばす環境に出会えたからです。

そして、多様な体験を通じて、

社会とつながる喜びを知ることができたからです。

《4.保護者の方へ:お子さんの「生きづらさ」は未来を拓く力になる》

お子さんが「生きづらさ」を抱えていると、

保護者の方も不安や焦りを感じることがあると思います。

しかし、その「生きづらさ」は、

お子さんが持つ特別な才能の裏返しかもしれません。

大切なのは、お子さんを「社会に合わせる」のではなく、

「お子さんが輝ける場所を見つける」ことです。

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、

生徒一人ひとりの「個性」や「才能」を尊重し、

社会とつながるための多様な機会を提供しています。

「うちの子、ちょっと周りと違うかも…」

そう感じたら、ぜひ一度、

松陰高等学校 高松校・丸亀校にお越しください。

個別相談会では、お子さんの特性や将来の目標について、

じっくりとお話をお伺いします。

お子さんの「生きづらさ」を、未来を拓く力に変えるために…

松陰高等学校 高松校・丸亀校が、そのお手伝いをさせていただきます。

《5.よくある質問(FAQ)》

Q1.不登校だったのですが、大丈夫でしょうか?

A.はい、大丈夫です。

松陰高等学校 高松校・丸亀校には、不登校を経験した生徒がたくさん在籍しています。

個別指導や少人数での授業、そして担任とのこまめな面談を通して、生徒一人ひとりの

ペースに合わせて高校生活を再スタートできるようサポートします。

まずは、無理のない範囲で、ゆっくりと学校に慣れていきましょう。

Q2.発達障害の診断がなくても入学できますか?

A.はい、できます。

「グレーゾーン」のお子さん、HSP/HSCのお子さんも多数在籍しています。

診断の有無に関わらず、お子さんの特性や個性を尊重し、

一人ひとりに合ったサポートを提供します。

Q3.授業料はどのくらいですか?

A.授業料については、お子さんの学習計画や履修科目によって異なります。

詳細については、個別相談会でお気軽にお尋ねください。

Q4.卒業後の進路はどのようなものがありますか?

A.大学、短大、専門学校、就職など、様々な進路があります。

生徒一人ひとりの興味や才能、将来の目標に合わせて、きめ細やかな進路指導を行います。

「グレーゾーン」の子どもたちは、社会に出る上で、

他人と同じ道を選ぶ必要はありません。

彼らの持つ特別な才能や個性を活かし、

自分らしい生き方を見つけることが大切です。

松陰高等学校 高松校・丸亀校は、生徒たちが、

ありのままの自分でいられる「安心できる居場所」であるとともに、

社会とつながるための多様な「学びの場」でもあります。

お子さんの「生きづらさ」を「才能」に変え、

社会で輝く未来を一緒に見つけませんか?

《最後に…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に

お子さんにとっての

ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。

また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。

どんな子どもでも

さまざまな特性があります。

その特性は

子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば

大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は

いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を

ご自身でとれるようになりたい先生は

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も

お教えしています。

その場合もお気軽にお問い合せください。

では。。。

松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎087-813-3781

✉info@kagawa-mirai.jp

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