松陰ブログ

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おだやかにあれこころよ のびやかにしなやかにはれやかに

2024.07.26

こんにちは、松陰高校の神野です。

先日ふと思い立ち、娘が小さい頃に読み聞かせた

絵本の整理を始めたのですが・・・。

片付けあるあるで、残すか手放すかの吟味のため

と言い訳をしながら絵本を読んでは思い出にひたり・・

全く作業が進みません!

その中で2,3歳頃の娘が特に好きだった

「もこ もこもこ」(谷川俊太郎 作)を見つけました。

不思議な絵本で、出てくる言葉は

「もこ」「にょき」「ぱちん」など

ヘンテコな擬音語だけです。

当初、どのように声に出したらよいのか戸惑ったものです。

しかし、誰がどのようなテンションで読んでも

娘はきゃっきゃと喜びあっという間に殿堂入りとなりました。

そしていつの間にか、私もこの意味不明な絵本を好きになっていました。

谷川作品の繊細でいて大胆な言葉のリズム感や遊び心は、

子どもから大人までをも魅了しています。

ちょうど今、

高松市美術館で「谷川俊太郎 絵本★百貨店」が開かれています。

独特なユニークさはもちろん、生きることの面白さや大変さ、

尊さを表現した谷川ワールドに、私も久しぶりに沼りに行きたいと思います☆

で、結局絵本の整理はというと・・・

迷った末、どの絵本も大切な思い出がよみがえってきてしまい、

全て本棚に残しました!

以上、神野でした。

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