心理士カウンセラーのブログ

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【近年、普通の生徒でも通信制高校に進学する理由とは?】

2024.09.03

近年、中学校を卒業した「普通の生徒」が

通信制高校やそのサポート校へ

進学するケースが増えてきています。

かつて、

通信制高校といえば

不登校経験のある生徒や

発達障がい傾向のある生徒、

いわゆる「グレーゾーン」の生徒が

進学する場所として認識されがちでしたが、

現在ではさまざまな生徒が

その進路として通信制高校を

選ぶようになっています。

この現象の背景には、

教育環境の多様化や学び方の選択肢の

広がりがあります。

今回は、「普通の生徒」が

通信制高校を選ぶ理由を

詳しく考察していきます。

《時間の自由度が高く、自分のやりたいことに時間を割けるから》

多くの生徒が通信制高校を選ぶ理由として、

「時間の融通が利くこと」を挙げています。

通信制高校では、履修状況によっては

毎日決まった時間に登校する必要がなく、

自宅で学習を進めることができることが特徴です。

これにより、通学に縛られることなく、

自分のやりたいことに時間を割くことができます。

例えば、ある生徒は、

プロのスポーツ選手を目指して

午前中は、通信制高校の学習に取り組み

午後から夜までは、スポーツの練習に集中しています。

また別の生徒は、

アーティストとしての活動を行いながら、

高校卒業資格を取得するために

通信制高校に通っています。

こうした柔軟な学習スタイルが、

生徒たちの個性や夢を追求するための

時間を確保する手助けとなり、

通信制高校への進学が選ばれる理由となっています。

《中学校の人間関係からの解放と新たなスタート》

中学校時代に「普通に」通っていた生徒でも、

人間関係に疲れてしまうことがあります。

中学生の時期は、

精神的・社会的な成長が急速に進む時期であり、

友人関係や教師との関わりがストレスの原因

となることが少なくありません。

特に、

思春期に入ると他者との関係が複雑になり、

ストレスを抱えることが多くなります。

通信制高校では、

通学スタイルによっては決まったクラスメイトと

毎日顔を合わせる必要がなく、

自分のペースで学習を

進めることができる場合があります。

そのため、中学校での人間関係に疲れた生徒が、

新しいスタートを切りたいと考え、

通信制高校を選ぶケースが増えています。

また、通信制高校には

多様なバックグラウンドを持つ生徒が集まるため、

新たな人間関係を築くことができるという点も魅力です。

《高校卒業資格を少ない労力で取得し、大学受験に集中したいから》

一部の生徒は、

高校卒業資格を少ない労力で取得し、

大学受験に向けた学習に早くから

取り組みたいと考えています。

通信制高校では、

学習進度を自分で調整できる場合があるため、

計画的に進めることで

通常の高校よりも少ない労力で

卒業することが可能です。

この柔軟な学習スタイルが、

大学受験に向けて集中したい生徒にとって

非常に魅力的です。

通信制高校のカリキュラムは、

レポート学習などのプリント学習を中心に構成されており、

教科書を用いた自主学習が可能です。

そのため、レポート学習さえ終われば

大学受験に必要な科目を重点的に学習することができ、

効率的な学習が可能となります。

また、通信制高校の中には、

大学受験に特化した

サポートを提供する高校もあり、

進学希望者にとっては非常に有益です。

《多様な進路選択が可能》

通信制高校は、その柔軟性ゆえに

さまざまな進路に対応できます。

高校卒業後の進路として、

大学や専門学校、海外留学、就職など、

多様な選択肢が広がっています。

通常の全日制高校と同様に、

通信制高校でも高校卒業資格を得られるため、

その後の進学や就職活動において

不利益を被ることはありません。

通信制高校には進学に強い学校や、

特定の専門分野(例えばITやデザインなど)に

特化したプログラムを提供する学校もあり、

生徒は自分の興味やキャリア目標に応じた

学校を選ぶことができます。

こうした多様な進路選択の自由度が、

通信制高校への進学を選ぶ理由となっています。

このように、近年では「普通の生徒」も

通信制高校を選ぶ理由が多様化しています。

時間の融通が利く柔軟な学び方、

個々の学習スタイルに合わせた教育、

そして家庭や個別の事情に対応しやすい点など、

通信制高校が提供する多くのメリットが、

中学校卒業後の進路選択において

有力な選択肢となっているのです。

これからも、通信制高校の役割は

ますます重要になり、

多様な生徒に対してその門戸を開き続けることでしょう。

なお、松陰高等学校 高松校・丸亀校では

発達障害を抱える子どもや

学習障害やグレーゾーンの子どもの特性を把握し、

3年後の自立を目指して

充実した高校生活を送れるよう

サポートしています。

また、職員全員が、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の

読み取りについて理解しているので

進学についてお悩みの方は是非、

松陰高等学校 高松校・丸亀校まで

お問い合わせください。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

WISC-Ⅳ検査やWISC-Ⅴ検査の読み取りについてのご相談を

いつでも受け付けております。

松陰高等学校に進学するしないは関係なしに

WISC検査についてお悩みの方は

気軽にご相談ください。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

子どもの居場所作りだけでなく

保護者の皆様の相談場所になるよう

いつでも相談に乗れる体制を作っています。

誰に何を相談して良いのか

なかなか分かりにくいこの時代。

子どものことだけでなく

さまざまなことをご相談ください。

また、松陰高等学校がどのような居場所なのか気になる方は

是非一度、松陰高等学校 高松校・丸亀校を

見学してみてくださいね。

《最後に…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果を元に

お子さんにとっての

ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。

また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を実施しています。

どんな子どもでも

さまざまな特性があります。

その特性は

子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば

大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をもっと活かしたい方は

いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を

ご自身でとれるようになりたい先生は

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のとり方や

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のとり方も

お教えしています。

その場合もお気軽にお問い合せください。

では。。。

松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎087-813-3781

✉info@kagawa-mirai.jp

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