松陰ブログ

SHO-IN Weblog

中学校と高校のシステムの違い

2024.07.10

いよいよ待ちに待った夏休みですね。皆さんお元気ですか?

今回は、6月の先生のひとり言で予告していた

通信制高校と全日制高校の違い」についてご説明します。

あなたに合う高校選びに生かしてくれるとうれしいです。

 皆さん、知っていますか?

香川県の全日制高校に通う高校生のどのくらいの人が不調になっているか?

香川県教育委員会発表によると、

ここ最近5年間の平均で

中途退学生徒数244人

不登校生徒数358人

と報告されています。

毎年これだけとなると、驚くべき人数ではないかと思います。

少しショックですね。

では、そのきっかけはどのようなことだったのでしょうか?

①中学校生活と高校生活の違いが良く理解出来ていなかった

②服装、髪型などの校則でよく注意された

③授業スピードが早く、6〜7時間授業がきつかった

④欠席、遅刻が重なり進級が難しくなった…。

そこで、

皆さんに是非とも知っておいて欲しい中学校と高校のシステムの違い

通信制高校と全日制高校の教育の違いの要点をご紹介します。

中・高の一番大きな違い

●中学校は不登校で殆ど登校出来なくても卒業出来ますが、

高校は、年間150〜180日の出席が必要で

50日~60 日以上休むと卒業が難しくなります。

●中学校では認められている別室登校、適応指導教室登校など

のシステムは高校にはありません。

(※高松商業高枚と小豆島高校の2校には通級指導あり)

通信制高校と全日制高校の違い

●全日制高校は、原則毎朝登校、丸1日授業です。

通信制の松陰高校は、体調などを考慮したマイペース登校が可能です。

卒業だけを目指すなら、年間約20日程度の登校でも大丈夫です。

起立性調整障害ということであれば、午後からの登校も可能です。

●全日制高校の校則は一般的に厳しくなっています。

例えば、髪型、髪色、服装身なり、中には、肌着の色まで

決められることもあります。

一方、通信制高校には、幅広い年齢の生徒が通っているので、

校則はあまり厳しいものではありません。

松陰高校には、全日制高校では認められていないアルバイトと勉強とを

両立しながら、学んでいる生徒もいます。

その他にも、中学校では当たり前でも、高校では認められない、

全日制に通うことは難しいけど、通信制なら大丈夫ということもあります。

外から見ているだけでは分からないことが他にもあります。

夏休み中に開催される高校のオープンスクールに是非とも参加し、

3年間楽しく通える高校選びを期待しています。

最後に松陰高校から8月に予定している「夏祭り」のお知らせです。

在校生が運営するオープンスクールなので、

松陰高校の日常がそのまま体験できますよ。

皆さんの参加お待ちしています 。

よく読まれている記事