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心が動く”体験”旅行

2026.05.01

みなさんこんにちは。

松陰高校の志宇知です。

この時期になると、小学校や中学校では修学旅行の話題が増えてきますね。

一方で、

「行きたいけど不安がある」

「そもそも参加できるか心配」

そんな気持ちを抱えているお子さんや、保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

今日は、そんな方にも少し肩の力を抜いて読んでいただけたら嬉しいです。

私が小学生のころ、修学旅行は“移動そのものが一大イベント”でした。

当時はまだ瀬戸大橋がなく、丸亀港から船で岡山へ渡り、そこからバス、新幹線と乗り継いで京都へ向かいました。

今では考えられないほど時間がかかりましたが、

その長い移動の中で、友人と話したり、おやつを分け合ったり——

何気ない時間が、今でも思い出として残っています。

時代は変わり、移動はとても便利になりました。

その分、修学旅行の中身も変わり、

体験や学びにしっかり時間が使われるようになっています。

とても良い変化だと思います。

ただ一方で、私はこうも感じることがあります。

「どんな形であっても、その子にとって意味のある時間になればいい」

ということです。

たとえば、

誰かにとっては班で行動することが楽しい思い出になるかもしれません。

でも別の誰かにとっては、

「人と一緒に動くこと自体が大きなハードル」

ということもあります。

修学旅行は“参加すること”や“周りと同じように楽しむこと”だけが正解ではありません。

その子なりのペースで、

その子なりの関わり方で、

少しでも「心が動く瞬間」があれば、

それは十分に価値のある時間だと思います。

「無理をして頑張る」のではなく、

「できそうな関わり方を探す」

松陰高校では、そんな関わり方を大切にしています。

実際に、最初は参加に不安を感じていた生徒が、

現地で少しだけ人と話せたことや、

一つの体験に参加できたことをきっかけに、

「行ってよかった」と話してくれることもあります。

それは決して大きな出来事ではないかもしれません。

でも、その子にとっては大きな一歩です。

旅の価値は、距離や時間、内容の濃さだけでは測れません。

「どれだけ心が動いたか」

それが一番大切なのだと思います。

松陰高校でも体験型の旅行があります。

参加の仕方も、感じ方も人それぞれで大丈夫です。

それぞれのペースで、

それぞれの“心に残る時間”を見つけてもらえたらと思っています。

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