松陰ブログ

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伝言ゲームと思いやり

2025.07.03

みなさんこんにちは。

松陰高等学校、志宇知です。

7月に入りいよいよ夏本番ですね。

毎日暑い日が続いていますが、今年の夏も元気に乗り越えましょう!

 

先日、小学校の時の同級生5人と会う機会があり話をしていて、昔遊びでやっていた「伝言ゲーム」が話題に上がりました。最初の人がこっそり耳打ちした言葉が、最後の人に届くころにはすっかり違う内容になっていて、当時はみんなで笑い転げたものでした。

けれど、いま大人になってふと思うのです。あのゲーム、実はなかなか深いなあと参加者全員の共通の意見になりました。

人に何かを伝えるというのは、とても当たり前のようで、とても繊細なことです。

言葉は確かに便利な道具ですが、それが相手の耳に届くころには、少し曲がっていたり、温度が違っていたりすることがあるのです。

伝えたつもりと、伝わったことの間には、いつも小さなずれがある。

そのことを、ちゃんと心に留めていたいと思います。

 だからこそ、言葉には思いやりを。少し丁寧に、少しゆっくりと。できれば、表情や声の調子にも気を配って。伝言ゲームのように、笑ってすませられない場面も、大人にはたくさんありますから。

それでも、うまく伝わらなかったら、また伝えればいい。

伝えることの難しさを知っているからこそ、丁寧に届けたい。

そんな気持ちを、大切にしたいとあらためて思いました。

 

以上、志宇知でした!

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