松陰ブログ
SHO-IN Weblog
「こだわり(拘り)」の意味とは?
2024.06.28
こんにちは。
松陰高校の和田濱です。
「こだわる」と聞いて皆さんはどんな印象を持ちますか?
漢字の「拘(こだわ)る」にすると、
否定的な意味合いでとらえられることが多そうですね。
辞書で意味を調べると、
「どうでもいい些細なことを、いつまでも気にかけるさま」
などと書かれており、ネガティブな意味合いで使われることも少なくない言葉です。
ですが、最近だと「素材にこだわる」「スープにこだわる」など
ポジティブな使われ方もしています。
今回、私が大学生の時にからの「こだわり」についてお話をしたいと思います。
私は大学生のときにいくつか資格を取得しました。
その一つに「スクーバ・ダイビング」のライセンスがあります。
スクーバ・ダイビングとは、空気を詰めたタンクを身に着けて潜水するダイビングの一つです。
自給気式水中呼吸装置(Self Contained Underwater Breathing Apparatus)の頭文字をとって、スクーバ(SCUBA)と名付けられています。
ところで、「スキューバ」なのか、「スクーバ」なのか問題に ❝とらわれた❝ 方、
いらっしゃると思います。
ヨーロッパ風に読むと「スキューバ」、英語風に読むと「スクーバ」となります。
どちらも違いは全くありません。
日本スクーバ協会では、ダイビング業界内での語彙の統一化に向け
「スクーバ」で統一しているようです。
話が脱線してしまい失礼しました。
大学の科目の一つに、学内にあるプールで15時間実技を受け、
その後筆記テストと実際に海に潜ることでライセンスを取得できるものがあり、
私は「面白そう!泳ぐことも好きだからやってみよう!!」と思い履修しました。
個人差はありますが、
一般的にはおおよそ深さ20~40m、40~50分ほど潜れるといわれています。
スクーバ・ダイビングをするためには、
「Cカード」と呼ばれるライセンスが必要です。
その等級によって潜れるポイントや水深が変わりますが、
ライセンスがあればインストラクターの補助がなくとも、
認められている範囲内で自由に潜れます。
私のライセンスはオープンウォーターダイバーという標準的なライセンスで、
水深18mまで潜ることができます。
潜る際は、水圧や呼吸装置の残量、一緒に潜る人との意思疎通など
細心の注意が必要となります。
ですが、
基礎的な技術と知識を習得しルールを守って行えば、
スクーバ・ダイビングは老若男女が楽しむことのできるレジャー・スポーツです。
水中(海中)は日常空間とは違った世界が広がっています。
私は、その魅力にとりこになっていて、毎年どこで潜ろうかリサーチしています。
今年はどこで潜ろうかな~
この「こだわり」ってポジティブなものですよね。
どうでもいい ❝とらわれ❝ 的な「こだわり」もあれば、
一方でなぜそれを選ぶのか?
自ら明確な理由を持って選ぶ「こだわり」もあります。
梅雨が明けるといよいよ夏本番ですね。
今回紹介したスクーバ・ダイビングの他に、
夏だからこそ楽しむことができることがあります。
松陰高等学校には、自由参加の体験型の課外活動がたくさんあります。
少しでも気になったものがあれば、
何でもいいので理由をつけて参加してみてください。
卒業する頃には自信を持って言える
「こだわり」が見つかるといいですね。
まだまだ暑さが続きますが、体調に気を付けながらぜひ夏を楽しんでください!