今回はビジネスデザインアシストの一環として、四国医療福祉専門学校さまの協力で医療事務の仕事について勉強しました。

　

生徒たちから医療事務について興味があるので仕事の内容などを詳しく知りたいとの声が以前からあり、今回のアシストの実施となりました。

　

講師の四国医療福祉専門学校の松本先生からは医療事務の仕事は、まず、来院した患者さんを出迎え、保険証を預かり、患者さんに問診票の記載をお願いします。

身体に不調を抱えている患者さんへ初めて接するポジションですので、安心感や信頼感を与える対応が必要です。そのためには笑顔や細かな気配りが求められる重要な仕事とのことでした。

　

また、診療が終われば、患者さんが加入している保険をもとに、診療費用を計算して案内します。

後半は、その診療費用の計算方法について教わりました。

　

病院の領収書に記されている点数を見ることで、どんな治療にどのくらいの費用がかかっているのかがわかります。

1点=10円で、10円未満は四捨五入して支払い額に反映されます。

ただ、いつでもどこでも同じ点数になるとは限りません。

例えば「初・再診料」の場合は、初診と2回目以降で変わりますし、時間帯によっても違います。例えば平日の場合、同じ病院でも夕方以降になると診療報酬の「時間外加算」が発生することがあります。

実際の領収書や、保険調剤明細書を教材にしてわかりやすく説明していただきました。

　

最後になりましたが四国医療福祉専門学校の先生方、今回はお忙しい中ありがとうございました。

　

松陰高等学校　丸亀校　高松校で行っている、３つのアシスト（assist）とは…“手伝う”“助けとなる”の意味を持ち、みなさんの将来の目標を見つけるお手伝いが出来るようにと平成２９年度からスタートした取り組みです。当校では「美容ファッションアシスト」「技術習得アシスト」「ビジネス・デザインアシスト」の３つのアシストを行っています。

これからも、生徒のこれが学びたい！という声に応えていきたいと思います。