松陰ブログ
SHO-IN Weblog
2019瀬戸内国際芸術祭、女木島見学実施
2019.05.10
絶好の野外散策日和のもと、体験学習の一環として第4回瀬戸内国際芸術祭が開催されている会場の一つである女木島に行きました。
集合場所である高松港雌雄島海運のチケット売り場に、JRや琴電を利用し集合。平日にもかかわらず国内外の観光客の熱気はすごく非常に盛り上がっていると感じました。
やはり国際的な影響力も大きい米国新聞「The New York Times」が、1月9日に取り上げた「52Places to Go in 2019」において、世界第7位に“Setouchi Islands”が日本で唯一選出された影響も大きいと思います。
松陰の職員も何度か瀬戸内国際芸術祭を回っていますが、特に今年は海外の方が多く感じました。
多くの観光客に混じって、フェリ-に乗り込みました。ほとんどの生徒があまり乗ることのない船ということで、幾分テンションが高いスタートとなりました。
ほぼ満員のフェリ-は約20分で女木港に到着。さっそく、作品1「カモメの駐車場」が出迎えてくれました。
芸術的に写真に収めようと生徒たちも撮影していきます。
ここからは、自由行動です。
バスを利用して鬼ケ島大洞窟へ行くもの、レンタサイクルで島巡りをするもの、徒歩で島の雰囲気を味わいながら散策するものと別れ、一斉に出発していきました。
女木島には19人の作家の作品が出品されています。女木港から東に向かい海岸沿いに進むと、作品2「20世紀の回想」の作品があり、ピアノの形をした船が展示されています。
軽やかなピアノの音色が聞こえ、船の帆が爽やかな皐月の風にたなびいており、ずっとその場に止まりたいと思うほどの心地よさで、瀬戸内の風情を堪能することができました。
普段とは全く異なる空間で、友達と話したり、食事をしたりしながらお互いの親交を深めることもできました。
名残惜しい気持ちの中、帰りのフェリ-に乗り込み、高松港に全員無事到着。
とても充実した一日となりました。
松陰高等学校は、このような体験学習をすることで、生徒の生活力をしっかりと育てていく教育を大切にしています。