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高松薪能の見学に行ってきました
2025.11.03
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本日玉藻公園にて薪能を見学してきました。
「薪能」にどれぐらいの生徒たちが興味関心を持つのか初めは不安もありましたが、日本の伝統芸能に少しでも触れるきっかけになって欲しいと企画しました。
今回の高松薪能は“史跡高松城跡玉藻公園開園７０周年記念”と節目のタイミングで来ることができました。
演目は
能「百萬」
狂言「因幡堂（いなばどう）」
半能「石橋(しゃっきょう)」 です。
どうしても教科書や授業で映像を流しても興味がある生徒が少ないイメージでしたが
実際に生徒たちに参加の理由を尋ねてみると「興味があったから」「今までに見たことないから」「見てみたいと思った」など前向きな意見が多くありました。
実際に私たち職員も目の前で見るのは初めてでどういったストーリーなのかも手探りでした。
しかし始まってみると驚きと感動、いろいろな感情があり話にのめり込んでいきました。
動きは少ないのに、なぜか目が離せなません。
笑いを誘う狂言のやり取りでは、会場にやわらかな笑みが広がります。
古典の言葉は難しくても、その中にある人の心の動きは感じられます。
炎の明かりに浮かぶ舞台を見つめながら、生徒たちは何百年も続く伝統の重みを、静かに肌で感じ取っていました。
便利さや速さに慣れた日常の中で、あえて「ゆっくりと動く」世界に触れること。
そこにこそ、日本の文化の奥深さがあるのかもしれません。
「百聞は一見に如かず」とは今日のことだと改めて感じました。
教科書やテレビの中の世界では決して感じることのできないリアルな体験ができました。
今後も松陰高等学校では様々な体験活動をしていきたいと考えています。
